2000年10月17日(火)

陣馬山  じんばさん 神奈川県 857m 2名
景信山  かげのぶやま 神奈川県 727m
最寄り駅  中央線 往き: 「高尾駅」 帰り: 「藤野駅」
バス  往き: 京王バス21分小仏行き終点「小仏」下車、 帰り: 神奈川バス「陣馬高原口」乗車
参考
歩行時間
 4時間50分
参考
コースタイム
 小仏→1:10→景信山→1:20→明王峠→1:00→陣馬山→1:20→陣馬高原口バス停

 関東ふれあいの道コースとしてよく整備されている、奥高尾縦走路と呼ばれる景信山かげのぶやま727m)から陣馬山じんばさん857m)に、さんと行く。

 さすがにポピュラーな山、平日なのにちょっと小さめなバスはすぐにハイカーでいっぱいになった。小仏(こぼとけ)でバスをおり、そのまま細い舗装道路を行くと、まもなく右手に登山口の道標が見えてくる。うきうきした気分で登っていくと、途中の斜面に黄色い人影。「こんにちは」のあいさつをしてふと見ると、手にした袋にはなにやら…。
 「きのこですか?」
 見せていただいた袋の中には大きなきのこがいっぱい。時期的にはもうちょっと遅いということだったが、それでもこれだけの量。名前を聞くと、「べにうら○○?」とか「○○しめじ」とか。きのこは木を見て探す、のがコツなのだそうだ。
 あっという間に道なき道を登っていってしまった。

 景信山には数人の人。横浜から来られたという単独の女性は、私たちとは反対のコースで高尾山まで行かれるそうだ。「私の友達はだんだん、リタイヤしてしまって、こういったハイキング程度の山には単独が多いのよ」と言われた。
 どうしても都合がつかなかったら、1人で行くこともあるかもしれないけれど、綺麗な景色を見ては綺麗ねと言い、かわいい花を見てはかわいいねと、一緒に感動を分かち合える、そんな同行者がいるのはやっぱりありがたいことだと思った。さんお互いにがんばろうね。私たちは1にも2にも回数こなして人並みだからね。

 堂所山(どうどころやま)は素通りして明王峠みょうおうとうげ)でお昼にした。天気がよければ富士山が見える(はず)。お湯を沸かしてカップラーメンを食べ、コーヒーのあつあつを飲む。これがまたおいしい季節になりました。
 バスでいっしょだった2人の男性が上がってこられて、このまま底沢峠から陣馬高原下バス停へ降りて帰られるとのことだった。翌々日に70歳以上のグループを連れてくるための、下見なのだそうだ。陣馬山まで行くと言うと、「若い人は元気だね」と言われ、すっかりいい気になってしまい、うきうきと歩いていると、なんと、2人の若い外人女性がジョギングで私たちを追い抜いていってしまった。上には上ね。。。

 陣馬山には他に2人の女性だけ。回りはず〜と見渡せる360度のパノラマなのに、曇り…う〜、残念。

 そこから和田峠を通って陣馬高原下バス停に降りるのは、あまりおもしろくない道だから、底沢峠から降りた方がいいかも、と管理をしているらしいおじさんに言われる。ちょっと距離はあるけれど、栃谷尾根づたいに藤野駅まで出ることにした。時間があれば陣馬の湯にも寄ろうと思って、お風呂セットは持参しているのだけれど、どうもその旅館の人たちは今日は長野にりんご狩りに行っていて入れないかもしれないとのことで、温泉はとりやめ。

 栃谷の尾根道を歩いていると、いくつかのきのこを発見。なんだかみんな毒きのこのような気がして触る気にもならないのだけれど、一本、これはというのを見つけ、採って持ち帰ることにした。傘の直径10センチほど、長さは20センチもある。
 途中、無人販売所があり、柿とお茶を買う。そこで農作業をしていたおじさんに、きのこを見てもらった。
 目が悪くて見えないけれど、と言いながらも、これは「一本しめじ」というきのこだと教えてくれた。一本しめじは傘に斑点のようなものがあるのが食べられるもので、何もないきれいなものは毒なのだという。私のとったのは、…毒だった。
 「少しなら食べても大丈夫だよ」と笑って言われた…。(^_^.)
 70歳を過ぎて、目が悪くなって今は白い杖をついて登るけれど、アルプスでもどこでも行って、誰よりも早く登るし、誰よりもたくさんの荷物を担いでいくと、40年の登山歴を持つというおじさんは、楽しそうに話してくれた。8月の1日は絶対雨だからダメ。9月の20日ごろと、体育の日は絶対晴れだよ、とも…。
 お礼を言って先を急ぐ。

 陣馬高原口バス停で期待もせず時刻表を見ると、13時台の次は16時48分という、数少ないバスが15分ほどで来る。迷わずバスに乗ることにする。「ラッキー!」

 景色はいまいちだったものの、いい空気と、木々の気をたっぷり吸い込んで、満足の一日だった。

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