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2003年2月13日(木)

ある日、Mさんが、新聞の切り抜きを持ってきた。裾を長〜く引いた美しい富士山の写真が載っていた。記事によると、ニューヨーク万博に出されたこの写真は、日本で一番富士山が綺麗に見える場所から撮られたもの、ということだった。その場所とは、伊豆の達磨山(だるまやま982m)で、今の時期、暖かくて温泉も楽しめて、しかもこ〜んな綺麗な富士山に会えるのなら、と今回の山行を決めた。
ゆっくりの出発。JRの窓から白い富士山が見え、ワクワク。
修善寺駅に着くと、タクシーの運転手さんが「中型なら5人乗れるよ」と声を掛けてきた。バスの時間まで1時間近くあったので、迷わず乗り込む。途中、その日の宿の候補を幾つか回って、そのひとつに決め、安心して登山口に向かう。
「ここからの富士山は銭湯の壁の絵になっている、日本で一番綺麗な富士山が見えるんだ」と運転手さんが説明してくれる。ますます、o(^o^)oウキウキ、ワクワク!
達磨山高原レストハウスから歩き始めたのは11時を回った頃だった。
金冠山(きんかんざん816m)分岐まではほとんど平坦で、ハイヒールでも歩けるような、芝生の散歩道といった気持ちの良い道が続く。右手には木の間がくれに富士山がちらちらと、また、ときには木々がパッとなくなって、手が届くほどの近さに見える。
金冠山の分岐からは、ひと登りで、頂上に着く。360度の展望。海と山…。
ゆっくりと1時間以上もかけて景色を楽しみながらのお昼。風が少し冷たいが、苦にはならない。
もうこのまま下山してしまいたいくらいのんびりしたあと、戸田峠から達磨山に向かう。
馬酔木(アセビ)のトンネルを抜け、嫌というほどの数の木の階段を登る。時々振り返っては、富士さ〜ん!
笹(ハコネダケ?かな)も多く、その部分だけ淡い軟らかい抹茶のような色になっていて、金冠山からまるで手入れをした庭といった感じに見えた。
西伊豆スカイラインと出合い、階段を登ったところが、達磨山の山頂だった。
天城連山のひときわ高いのが、運転手さんが説明してくれた、万二郎、万三郎。富士山の左方面にはアルプスの山々。素晴らしい景色だが、風が強く、寒くて長くはいられない。早々に下りて、またもとの道を戸田峠まで戻る。戸田峠からは、レストハウスまで、車道を行き、朝のタクシーを頼んで宿まで行き、ゆっくりと休んだ。


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