2003年9月4日(木)

安達太良山  あだたらやま 福島県 1700m 岳温泉5名
最寄りIC  東北道二本松IC
参考歩行時間  4時間40分
参考コースタイム  山頂駅→1:20→安達太良山→25→牛ノ背→15→峰ノ辻→30→くろがね小屋→30→勢至平分岐→1:40→奥岳温泉
歩行時間  4時間30分
コースタイム  山頂駅→1:15→安達太良山→30→牛ノ背→15→峰ノ辻→40→くろがね小屋→30→勢至平分岐→1:20→奥岳温泉

コスモスの咲くゴンドラ駅前 この朝、起きたとき、窓の外の真っ青な空を見て、昨日の判断は正しかったとみんな大満足だった。
 最初の予定では、前日に登ることにしていたが、強風でゴンドラが運行されないため、軟弱な私たち(え? Kさんと私…だけ…)は、楽に登ることができるところをわざわざ苦労して登りたくないと、また、Hさん、Mさん、Nさんも、せっかくだから、天気がよくて、展望を楽しめる条件のときに登りたいと、急遽、予定を五色沼散策に切り替え、この日の天気の回復を期待したのだった。

 岳温泉で宿をとり、温泉につかり、一晩よ〜く眠り、絶好のコンディションで朝もゆっくり出発。奥岳温泉前の店でお弁当を買い込み、ゴンドラに乗り込んだ。
 数分で高度を稼ぐゴンドラの、目の下には紫のリンドウがそこかしこに咲き、同じく塊となってあちらこちらに陣取り咲き誇る白のヤマハハコがゆさりゆさりと風にそよいでいた。この2種類の花は行程中ず〜っと私たちの目を楽しませてくれた。

リンドウヤマハハコ ゴンドラの山頂駅から安達太良山(1700m)までの登山道は、狭いが気持ちのよいゆったりとした登りで、シャクナゲの木が並ぶ道の脇には、よく見ると、いろいろなキノコも顔をだしている。まもなくザレた斜面が見えはじめると山頂は一息だった。
 宿の仲居さんが「乳首山」と呼んだ所以の岩山の上に登ると、360度の展望。磐梯山がで〜んと目前にある。猪苗代湖も大きく見える。他にも…名前がわからない…。とにかくよく見える。

 小休止して、牛ノ背からくろがね小屋経由で下山することにする。膝の調子の悪いKさんも何も迷うことなく進む。ゴンドラで戻る気はまったくないらしい。
 牛ノ背までの広い尾根道もまた気持ちよく、すれ違った男性は、こんにちはの挨拶の変わりに、「下りたくないね」と言われた。まったく同感だ!
牛ノ背に向かって下りる
 硫黄の臭いが強くなり、沼ノ平(ぬまのだいら)が見えてきた。白くえぐれたその地形は、過去に死者がでたところだそうだが、近づく気になれない殺伐とした風景だった。雄大だがおだやかな安達太良山の、これもまた、もう一つの顔には違いない。

 牛ノ背から鉄山往復を省略し、走るように下山してゆく二本松からきた高校生たちの集団と峰ノ辻で別れ、くろがね小屋方面に下りる。
 くろがね小屋の中には数人の登山者がお弁当を広げていたが、風が通らず暑いので、私たちは小屋の前の温泉の木のパイプのそばに陣取り、お昼にした。

沼ノ平
くろがね小屋を振り返る

 日帰り温泉360円。魅力的だが、入ったら歩きたくなくなるようで、あきらめ、またゆっくり歩き出す。

 勢至平(せいしだいら)で、別れた高校生の集団とまた一緒になり、また後から後から追い抜かれながら、だらだらとした林道を行き、途中から「あだたら高原自然遊歩道」に入り沢沿いのひんやりした爽やかな道を、水の音を聞きながら下る。川岸をあっちへこっちへと4つの小さなつり橋を渡り、最後、ひと登りすると、コスモスが揺れる奥岳温泉登山口に戻る。
 岳温泉で日帰り入浴し、冷たいコーヒーでしめくくり、家路についた。




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