2004年5月26日(水)

古峰ヶ原 |
こぶがはら 栃木県 1144m 5名 |
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方塞山 |
ほうさいざん 栃木県 1388m |
最寄IC |
東北道「鹿沼IC」 |
参考
歩行時間 |
3時間35分 |
参考
コースタイム |
ハイキングコース入口→40→古峰ヶ原峠→15→巴の宿→50→方塞山登山口→25→方塞山→20→三枚石→35→古峰ヶ原峠→30→ハイキングコース入口 |
歩行時間 |
3時間45分 |
コースタイム |
ハイキングコース入口→5→へつり地蔵→45→古峰ヶ原峠→15→巴の宿→15→牧場方面への分岐→40→方塞山登山口→25→方塞山→20→三枚石→30→古峰ヶ原峠→30→ハイキングコース入口 |
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数日続いた晴れマークに天気の心配をしないで出発できたこの日、ちょうどいいころだろうとツツジの群落を見たくて古峰ヶ原に出かけた。バス利用だと古峯(ふるみね)神社前の古峰原(こぶがはら)バス停で下りて1時間弱の舗道歩きをしなければならないところ、車道終点の登山口前まで車で入ることができ、大幅に時間短縮できる。
舗道から左に登山口を入り、川沿いの道を行くと、5分ほどでへつり地蔵が立つ車道に合う。高いところにあるので下で手を合わせお参り。そのまま車道、登山道とゆっくり登っていくと、まもなく目の前がぱっと開けた古峰ヶ原峠に着く。今盛りはレンゲツツジかな? 風が涼しくて気持ちがいい。
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少し休んでから、古峰ヶ原湿原を左手に見ながら少しずつ下ってゆく。と、まもなく、日光の二荒山を開山した勝道(しょうどう)上人の修行の場という深山巴の宿(じんぜんともえのしゅく)がある。現在は古峯神社の禊所となっているらしい。巴形に清水が流れていると立て札にあるが、巴形ってどんな形? ともかく、ひんやりとした静かなところで、シロヤシオがひっそりと咲いて厳粛な雰囲気のある場所だ。 |
粕尾峠(かすおとうげ)への道を右手に分け、前日光牧場方面のアスファルト道路をくねくねと登る。これが結構長く、みんなブツブツと言い出す。「こんな道、嫌だ〜!」

やっと車道に出合い、その手前の急登を一気に登ると、右手に牧場が開け、牛が草を食んでいる風景が見えてくる。大きな電波反射板を過ぎれば方塞山頂上に着く。木々の間の広場でお昼休憩とするが、それにしても暑くもなく寒くもなく、とてもいい日だ。
下山は歩きやすい登山道で、みな先ほどのブツブツもなく、ツツジの花の間を楽しげに抜けて三枚石(さんまいいわ)に着く。ここに鎮座する金剛山奥ノ院前の鳥居は赤い色だが、奥ノ院も天狗のうちわも古峰ヶ原峠に下る道にある鳥居も、そしてこの先の下山道に立ついくつかの鳥居も、みんな銀色に塗られている。
古峰ヶ原峠に戻ると、十数人の人が休んでいた。古峰原方面からは現在道路を作っているようで入れないが、粕尾峠(かすおとうげ)方面からは車が入れるようで、駐車スペースには数台が並んでいる。道路が完成したら、ここはもっと風景が変わるかも知れない。
来た道を登山口まで戻り、古峯神社に参拝。調べておいたウェルサンピア栃木(栃木厚生年金休暇センター)に寄り、温泉で汗を流して帰宅した。
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