2004年6月14日(月)

鉄塔前からの風景。

不老山  ふろうざん 神奈川県 928m 3名
最寄り駅  往き:御殿場線「駿河小山」 帰り:小田急線「新松田」
バス  帰り:「山市場」乗車
参考
歩行時間
 4時間35分
参考
コースタイム
 駿河小山→10→富士見橋→生土(いきど)→2:20→不老山→45→番ケ平→1:10→山市場
歩行時間  5時間
コースタイム  駿河小山→10→富士見橋→生土(いきど)→35→車止め→5→神縄断層→20→分岐→15→登山道入口→25→鉄塔→45→西ピーク→15→不老山→35→番ケ平→1:25→山市場

 何年か前から、行くならサンショウバラの咲く頃に、と決めていた丹沢の不老山にKさんMさんの3人で、梅雨の晴れ間のこの日、行くことになった。
 小田急線の新松田の駅から御殿場線を利用し、駿河小山の駅から歩くことにした。丹沢湖岸を歩く浅瀬から入るコースを予定していたが、バスが長いのと、そのバスに乗るのに出発もかなり早くしなくてはならないということで、このコースを選ぶ。

 駿河小山の駅を出て右に歩き、ふじみセンターを過ぎ、橋を渡る。このふじみセンターは日帰り入浴ができるようで、下山にこの駅に戻るコースなら、ここでひとっ風呂というのも、いい。
 ここからもいくつかコースがあるが、どこも車道歩きが長い。神縄(かんなわ)断層があるということで、生土林道コースを選んだ。
 日差しは暑いが風が涼しく気持ちがいい。フジボウの裏門を過ぎ杉山商店の前からコースに入っていく。このコース、水の音が時には右から時には左から聞こえて涼しさを感じさせる。水が豊富な地域のようだ。途中、不老の泉という標識があるが、藪の中のようで、見えない。道に水が溢れている。
 車止めを越えてまもなく神縄断層の標識があった。もっと派手な(?)断層を期待していたのでなんだか拍子抜け。貴重なもののようだが私のように、こういったものに興味のない凡人には言われなければ気がつかない。

神縄断層。真ん中に黒い線が見える。 咲き残りのサンショウバラ。うっ…、いじらしい。可憐だ。 心地よい不老山山頂。

 左右の滝を道から眺めながらまもなく生土山コースからの道と合流。鉄塔を越えてまもなく登山道の入口が現れる。林道と平行しているようだ。二つ目の入口から登山道に入る。やはり林道よりも気持ちがいい。やがて西ピークに出ると、サンショウバラの木が目につくようになる。花期はすでに終わっていて期待したピンクの花は見られない。…と、咲き残りが木の上の方にチラっと一輪だけ。ひとまず望遠で撮影。うまく写っているかな・・・。

 不老山の頂上は展望はないものの、そこそこの広さがあって、昼寝でもゆっくりとしたいような気持ちの良い場所だった。周りのサンショウバラの木に一斉に花が咲いたら、それはさぞ綺麗だろうと、やはり、これは満開のときに来るべきだと更に思う。

 お昼休憩を取り、山市場方面に下る。木々の間から、大野山の牧場が見える。
 と、前を歩いていたKさんが、キャッと小さな悲鳴を上げ、大きな体を小さくして(笑)たたずんでいる。見ると縞々の蛇がいる。なかなか動こうとしない。かま首をもたげてこちらを睨んで(?)いる。枝切れを投げるとやっと林の中へ入っていった。

大野山山頂の牧場が見える。 吊橋を渡ればまもなく山市場のバス停。

 杉林の変化のない道を飽きるほどいつまでもいつまでもひたすら下り、やっと人里に出ると、吊橋が見えてきた。ユサユサと揺れるこの橋を渡り、まもなくバス停というところにさしかかったころ、私たちの右側をバスが通り過ぎた。1時間に1本のバスが予定時刻より2〜3分早く来て、そして行ってしまった。手を挙げたら止まってくれたかしら?
 木陰で次のバスを待った1時間は、それでも、それほど長くは感じられなかった。

神縄断層(伊豆半島衝突の現場)とは小山町教育委員会の標識によると、「今から約1500万年前、今の小笠原諸島あたりにあった伊豆半島は少しずつ北上して約100万〜50万年前に本州と衝突した。その後も北上を続け丹沢山地を隆起させているということだ。垂直に走る1本の断層線をはさんで、向かって左が本州側で右が伊豆半島側。本州側は丹沢山地をつくる凝灰岩で伊豆半島側はれき層。このれき層は約10万年前丹沢山地から流れ出し駿河湾に注いでいた河川(古酒匂、黄瀬川)がつくったもの」とある。

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