2004年10月16日(

九鬼山  くきさん(くきやま) 山梨県 970.0m 2名
最寄り駅  富士急行線 往き:「禾生」 帰り:「田野倉」
参考
歩行時間
 3時間35分(杉山新道1号路山腹コース)
参考
コースタイム
 禾生→15→九鬼神社(愛宕神社)→1:40→九鬼山→50→札金峠→50→田野倉
歩行時間  3時間50分
コースタイム  禾生→15→九鬼神社(愛宕神社)→1:20→弥生峠→30→久美山(鈴懸峠分岐)→ベンチ→九鬼山→40→紺屋の休場→10→札金峠分岐→15→林道→40→田野倉

 晴れるはず(?)だったのに、終日曇り空のこの日、久しぶりにKさんとふたりで、九鬼山に出かけた。

 禾生駅を出て車道を左折、10分ほど歩く。標識を右折するとまもなく、神社コースと杉山新道コースの分岐に出る。
 杉山新道コースは歩きやすいが時間が長い。時間は短い方がいいし、神社も見たいからということで、神社コースをとり左の道に進む;とすぐに愛宕神社があった。

右折し堰の下をくぐる
愛宕神社 神社の脇から薄暗い登山道が続いているが、その入口に熊出没の看板がたっていた。
 このところ、熊の被害のニュースが多いので、特に今回、誰もいないような山は怖いし、かといって、ずらずらと連なって歩くような山は嫌だしと、ちょっとマイナーかなと思いつつ、土曜日だから平日よりは登山者も多いだろう、と思い、この山を選んだ。ところが、辺りには私たち以外のハイカーは見られない。
 看板にびびった私たちは、分岐に戻って杉山新道を行くことにした。道幅も広く、明るいのでちょっと安心…と思いきや、ここにもまた熊出没の看板が…。

 冷静に考えてみれば、同じ山域だもの、道をちょっと変えたところで、熊さんは山の中、あっちこっちと自由に歩き回れるに違いない。(^_^;) 

 ふたりで鈴を鳴らして歩く。念の入ったことにKさんは今回ラジオも持参。うるさいなんて言っていられない、というより今日はこれでもまだ山の中は静か過ぎるように感じられる。他愛のない話も、お互い意識的に声のトーンを上げて話していることに気づき、苦笑。道にところどころ見られる糞にもドキッ。ホント、怖いんだから。。。

 「熊に遭ったら、これを投げよう」と、ポケットにおにぎりを入れて歩く。
 しばらく行くと、1号路山腹コースと、2号路みゆき尾根コースの分岐にあう。明らかに2号路のほうが狭く暗く、草が生い茂っている。このまま1号路を行く。
 歩きやすいこのコースには栗やアケビがたくさん落ちていた。
 「これだけ豊富に食べるものがあれば、熊はお腹いっぱいだよね」
 お互いを納得させるように確認しあった。
 沢を渡り、ぐんぐんと登っていくとまもなく、リニア見晴台に着く。木々の間からコースが見えるが、それほど広い展望はない。

久美山(鈴懸峠方面分岐)の標識から1〜2分でベンチのある展望のよい場所に出る。ここでやっと他のハイカーに会え、ほっとする。聞くと、神社コースから来られたという。ベンチに座り、富士山を目の前にして、お昼にする。
 ベンチから数分の九鬼山頂上は、富士山は位置的にほとんど木々に隠れてしまうが、前方がぱーっと開けていて、雲取山方面の連なる山々のシルエットが美しく広がる。ここにも数人のハイカーが休んでいて、今までの不安がやっと薄れた。
九鬼山頂上
紺屋の休場に咲く花  田野倉駅方面への下山途中、「紺屋の休場」という場所があった。このときはピンクの花がいくつか咲いていたが、保護をしているようで、いずれ素敵なお花畑になるのではと思う。それにしても、このコースは道標もしっかりしているし、コースの整備もとてもよくされている。途中はそれほどでもないが、頂上とその付近は展望もいい。駅から駅に歩けるし、もっともっと人気があっていいコースではないかと思う。
 相変わらず道にはアケビが落ちていて、見上げると、大きな実が3つ、その隣にも3つと、ぶら下がっているのが見える。なんとか採れないものかと斜面を登っていってみるが、どうやっても届かない。諦める。

 轍のあとのある林道を綺麗な水の流れる川に沿って下っていくと、まもなく第一村人発見(笑)。人里に戻ってきた〜。

 山は歩きたし、されど、熊は怖し。びくびくしながら、でも、秋というよりまだまだ緑の綺麗な九鬼山、思った以上にいいコース、いい山だった。
 これで近くに温泉があったら、なおいいんだけど。。。

 

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