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2006年2月19日(日)

天気は曇り。眺望も期待できそうもなく、またこの時期、花もあまり期待できないが、ほんの数時間でも歩きたいと何年ぶりかの鐘撞堂山に、またKさんとふたりで出かけた。
寄居駅を降り、そこだけ不釣合いな感じの立派な役場の前を進み、途中から右折する。なんとなく覚えているこのコース、要所要所に立派な案内標識が出ていて分かりやすい。
大正池は前回来たときは氷が張って寒かったが、今回は氷も、雪もない。前方にはなだらかな頂上に新しくできたという展望台を持つ鐘撞堂山が見える。
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大正池からしばらく行くと、辺りが竹の林になり、前回ご夫婦がひっそりと炭を焼いていた場所に出る。見ると、竹炭、竹酢が並べて売られている。
ご主人にお話を伺うと、竹の筒にお茶を入れて勧めてくれながら、真竹を使ったこの炭の良さがメディアに取り上げられ、それからひっきりなしにツアー客なども訪れて忙しくてたまらないと嬉しい悲鳴を上げていると話された。特に6月の竹の子の時期にはおいしい焼き竹の子を求めて大勢が訪れるとのことで、手作りでベンチなど作って準備しているところだということだった。 |
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みんなおいしいもの好きだから、今度は是非、焼き竹の子を食べにこよう。
炭焼きの場所から15分ほど、綺麗に整えられた階段を登ると鐘撞堂山頂上に着く。なるほど真新しい展望台ができ、以前のようにひっそりした雰囲気はなく、次から次へと人が登ってくる。植えられたのだろう福寿草が花開き、山名のつけられた竹の筒が何本も並ぶ。あの尖がった山の隣の・・・なんて説明はいらない。覗けばその山が見える、これは私のお気に入り。嬉しい案内だ。
ただ、予想はしていたもののあのときいた白い猫の姿はなかった。餌持ってきたのに・・・。 |
下山は円良田湖の方に降りる。
円良田湖の出口に建つ民家の軒先に真っ白な猫がいた。まだ若そうなその猫はもしかしたらあの頂上にいた猫の子供(?)、などと思っていると他にも1匹、2匹。すると、Kさんが屋根の上を指差す。なんと大きな白い猫がじーっと日向ぼっこをしていた。猫のテリトリーは500mと聞いたが、あのほぼ隠居状態の大きな白猫が頂上まで行ったたくましい猫なのかと、なんだか楽しい想像をする。
円良田湖を右手に見ながら少林寺のほうに歩き始める。が、ふと見ると山の斜面で何かを覗きながら話をしている人たちが見えた。気になるものは見てみなくちゃと、戻ってみると、そこにあったのは防空壕だった。中は水が溜まっていて奥まで入れないものの、7〜8mはあるだろうか。
こんな風にいろいろ寄り道しながら歩くのも里山歩きのいいところ。車道から綺麗に並ぶ階段を登り、少林寺へ向かう。いろいろな表情の五百羅漢の並ぶ道を下り着いた少林寺は法事のようで、今回はお参りをせず素通り。数分行くと、Kさんいわく、いかにも「入っていきた〜い」ような暖かい雰囲気の庭を持つ民家風のお店(萌)の横に出る。時間もそろそろ12時になるし、限定20食という言葉にもついついひかれ、今回はここでお昼にする。
シフォンケーキと花の味(?)のするアイスクリームのデザート付きのヘルシーなランチのあと、露天風呂もできたかんぽの宿寄居で汗を流し、波久礼駅から帰宅した。
少し歩き足りないものの、プラスαを楽しんだ今回の山歩きだった。
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