2006年6月26日(月)

田代山湿原

田代山  たしろやま 福島県 1926m 湯ノ花温泉 3名
帝釈山  たいしゃくさん 福島県・栃木県 2060m
最寄り駅  東武線「鬼怒川温泉」
レンタカー  鬼怒川温泉←→猿倉登山口
参考
歩行時間
 5時間40分
参考
コースタイム
 猿倉登山口→1:20→小田代→30→弘法沼→10→田代山→1:10→帝釈山→1:00→田代山→10→弘法沼→20→小田代→1:00→猿倉登山口
歩行時間  6時間05分

コースタイム  猿倉登山口→1:20→小田代→30→田代山標識→5→弘法大師堂→1:45→帝釈山→1:10→弘法大師堂→30→小田代→45→猿倉登山口

 湯ノ花温泉の民宿「かじや」を出発し、未舗装のくねくね道を30分ほど行く。猿倉登山口に着いたのは6時30分頃だった。駐車場には一台の車もなく、私たちが一番乗りだった。ひんやりとして肌寒い。林道はこの先、川治温泉方面へ伸びているが現在通行止めになっている。
 登山口には入山者を数える、山には不釣合いなセンサーが置かれていた。小さな沢を越える橋を渡りゆっくりと歩き始める。途中水場が1ヶ所ある。
 登山道には紫色のラショウモンカズラ、可憐なミツバオウレン、カニコウモリ、オククルマムグラ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ギンリョウソウなどがあちこちに咲く。珍しいイチヨウランを1本見つけた。
イチヨウラン
 ほんの一抱えほどの小さな湿原の小田代には、チングルマ、タテヤマリンドウ、イワカガミ、ヒメシャクナゲ、ワタスゲなどが咲く。
 左手前方に雪渓の残る田代山を見ながら民宿で握っていただいたおにぎりの朝食をとる。

 小田代からひと登りで田代山湿原に出る。宿のポスターで見た雲上の楽園には、今、私たち3人だけしかいない。思いのほか花は少なく、弘法沼も湿原全体も水が少ない気がする。宿のおかみさんが、降りそうで降らないと言っていたが、ここも水不足かもしれない。

小田代
チングルマ タテヤマリンドウ イワカガミ
 それでも木道の両脇にはワタスゲが揺れ、残りの水芭蕉が我慢強く咲いていた。
 湿原を抜け先に進むと弘法大師堂がある。小屋の裏手には雪が残る。そして一面に、こぼれるほどのオサバグサの群落があった。この見事な群落を右に左に見ながら、どんどん下る。そして今度は巻くように緩やかに登る。オサバグサは、帝釈山へのコース中ほとんどずっと切れ間なく咲いていた。
 エンレイソウ、コミヤマカタバミ、いつも大きな葉っぱだけのサンカヨウの花にも初めて会えた。
弘法大師堂
エンレイソウ サンカヨウ オサバグサの群落
 そしてこのあたりから、数人の登山者に会うようになった。皆、馬坂峠から登ってきたとのことだ。
 何ヶ所かの小さな雪渓を渡り、ぬかるんだ道を沈まないように、滑らないように、進む。頂上が近づくころには、濃いピンク色のツツジ、シャクナゲが見られるようになる。そしていくつかの岩場を登りきると、ほぼぐるっと一周見晴らしのきく帝釈山頂上に出た。
 曇り空だが折り重なった山がよく見える。暑くもなく寒くもなく、さわやかな風が吹き抜ける。
帝釈山山頂

 下山は、来た道をまた戻る。途中何ヶ所か道を見失いそうな場所があるが、真新しいテープがぶら下がり、目印になっている。
 途中、小田代で、今度はお昼休憩をとり、猿倉登山口まで下る。

 登山口には5〜6台の車が駐車してあった。山林管理の人に会った。この人が昨日、コース中に目印のテープを付け、枝を払ってぬかるみに敷くという作業をしてくれたのだそうだ。
 今日の入山者は10人とのことだったが、昨日の日曜日の入山者は300人。上下2ヶ所ある駐車場に入りきらない車の数で、通行止めの林道まで縦列駐車をするほどで、道に迷った人も数人いたとのことだ。

猿倉登山口

 湯ノ花温泉に戻り、共同温泉に立ち寄り、また私たちだけのゆったりした極楽気分を味わって、帰宅の途についた。

 

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