2006年7月8日(土)

曇りのち雨、アジサイなら雨もいいかも、と麻綿原高原に出かける。
安房天津駅発のバスには私たち3人の他、4人のハイカーだけ。清澄寺バス停で全員が下車し、由緒のある境内をぐるっと散策する。クスノキの大木や周りが17mもの千年杉の見事なこと。
ひととおり見て回ってから寺の脇を抜けコースに入るが、車止めのゲートの張り紙に「1.5km先、がけ崩れのため、通行禁止。歩行も不可」とあった。参道の店の方に聞くと、崩れたのは昨日のことで、ハイカーも引き返してきたという。やむなく、ちょうど清澄温泉まで行って折り返してきたバスに乗り、安房天津駅まで戻る。 |
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安房天津駅からタクシーに乗り、下山に使う予定のコースから入るべく、内浦山県民の森に向かう。総合センターで様子を聞くと、ヒルが大量発生し、車道以外のコースは封鎖されていた。せっかく来たのだからとパラパラと降りだした雨の中、スパッツを付け、ヒルの嫌いな濃い塩水を足元や腕にスプレーし、緩く登る車道を歩き始める。 |
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じめじめ蒸し暑く、汗がたらたらと流れる。管理センターの方に言われたとおりに、なるべく木の下を避け、道の真ん中を歩く。
道のところどころにヒル避けスプレーが置いてある。汗と雨で流れてしまったような気がして、もう一度念入りにスプレーする。ベンチがある場所もあったが、ヒルの2文字が頭から離れず休む気にもなれない。
清澄寺との分岐には、ゲートがあるものの、開いていて、広い駐車場になっている。そこから5分ほどで天拝園の入口に着く。斜面いっぱいのアジサイが見えてきた。
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ほんの少しガクアジサイや、色の違うアジサイがあるが、花はほとんど1色、1種類のようで、白いもやの中、ちょうど見ごろを迎えていた。
ちょうどいい花の時期の土曜日にしては、想像したほどの来園者の数でもない。
数人のヒルに食われた人が足から血を流していた。清澄寺から来たというツアーのグループもいた。崩れた大岩の上を通ってきた・・・とか? ・・・通れたんだ。(^_^.)
高台の石の上でお昼休憩をとり、ここもぐるっと1周見てまわり、また、来た道を県民の森総合センターに戻る。 |
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車道歩きは片道1時間ちょっと。なのに、なんでこんなに疲れるんだろう・・・。
総合センターで日帰り入浴し、タクシーで安房小湊駅へ。バテバテで帰宅した。


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