2006年9月24日()〜26日(火)

西穂独標から見る笠ケ岳

西穂独標  にしほどっぴょう 長野県・岐阜県 2909m 4名 上高地温泉
焼岳  やけだけ 長野県・岐阜県 2444m
最寄り駅  往き:JR篠ノ井線「松本」
 帰り:松本電鉄上高地線「新島々」
バス  往き:松本駅→新穂高温泉
 帰り:上高地温泉→新島々
参考
歩行時間
 1日:1時間30分
 2日:7時間20分
 3日:2時間10分
参考
コースタイム
 1日:西穂高口→1:30→西穂山荘
 2日:西穂山荘→1:30→西穂独標
→1:00→西穂独標→3:00→焼岳小屋(新中尾峠)→1:10→焼岳北峰→40→焼岳小屋
 3日:焼岳小屋→2:10→上高地温泉田代橋
歩行時間  1日:1時間05分
 2日:7時間50分
 3日:2時間05分

コースタイム  1日:西穂高口→1:05→西穂山荘
 2日:西穂山荘→1:20→西穂独標
→1:15→西穂独標→2:55→焼岳小屋(新中尾峠)→1:20→焼岳北峰→1:00→焼岳小屋
 3日:焼岳小屋→1:45→林道→20→上高地温泉田代橋


 1日目:
 松本駅のバスターミナルから2時間、定員の半分ぐらい席の埋まったバスは12時35分に新穂高温泉に到着。簡単に昼食を済ませ、2つのロープウェイを乗り継ぎ、あっという間に2100mの展望台に着く。
 下ってくる人たちとすれ違いながら西穂山荘に向かう。花もなく、展望もない。

 山荘に着いたのは午後3時前、夜までたっぷりの時間を売店でコーヒーを飲みながらのんびり過ごす。

新穂高温泉のロープウェイ駅へ
西穂山荘 西穂山荘前 西穂山荘の夕食

 夕方は明日の好天を予想させる美しい夕焼けが広がる。
 夕食後、山岳写真家のお話と抽選会に参加し、6畳の部屋に4人、9時の消灯前に就寝する。 

夕焼け



2日目:

地図を見る人々


 5時35分出発。予定通りの素晴らしい天気。(^m^)ウフッ
 明け始めの薄くほんのりピンク色に染まった雲や山々を、山荘から15分ほどの小さなピークで見る。夕暮れの赤い色は悲しい色、朝焼けの赤い色はきっと訪れるだろう喜びを期待させる色だ。
 ・・・う〜ん、詩的(笑)。
 ガレ場のコースをゆっくり登って行く。イワツメクサの塊があちこちに見られる。ピンク色のイワカガミが1本だけ残っていた。
 太陽がだんだん高くなり、青空が広がり、遠くに小さな富士山の頭が雲海の間から覗く。気持ちいい〜!
日の出を待つ
明るくなった
雲海
笠ヶ岳
西穂高岳

 独標のあまり広くない頂上の隅っこで、この景色を楽しみながら、のんびり1時間のお弁当タイムをとり、その後、西穂山荘に戻り、焼岳方面から上高地へ下ることにする。

 西穂山荘から上高地・焼岳方面への道には、もうそろそろ終わりのトリカブトがたくさん咲いていた。大きなザックの人とすれ違う。
 上高地方面への道を分け、焼岳方面へ向かう。
 途中何ヶ所か展望の良いところがあるが、ほとんど展望のない樹林帯の中を下ったり登ったりを繰り返し進む。

西穂山荘に戻る
 丸太の椅子が置かれた小さなピークで小休止。振り返ると、西穂方面に小さく穂高山荘とロープウェイの駅も見える。コースには標識はほとんどなく、あっても、あと何キロという肝心のところが消えて見えなくなっている。狭い道幅で歩きにくいところもあるが、笹が刈られ、整備されている。
 緑の木々の間から黒っぽい焼岳が見えてきた。・・・登りたい。
 下山して1泊の予定を急遽、焼岳小屋泊に変更。宿泊の予約をし、小屋の前のベンチでお昼休憩をとる。
焼岳と、焼岳小屋の屋根が見える
 荷物を軽くして焼岳に向かう。小屋から10分の展望台からは焼岳が真正面に見える。
 一旦下り、ガレ場をゆっくり登る。
 病み上がりで体調の良くないMさんとKさんは途中で引き返すことになったが、山泊2日目で調子がいい私はHさんとふたり、見たい、登りたいで、ひたすら頂上を目指す。
 頂上に近づくにつれ、硫黄の臭いが強くなる。ボワーっとボイラーのような大きな音を出して白煙が勢いよく上がる。この横をひと登りで頂上に出る。
白煙をあげる焼岳
焼岳への登り
 焼岳頂上はぐるっと1周の大パノラマ。独標からの景色も最高だが、こちらの景色も最高。5分ほどで下山する。

 この日の宿泊者は私たち4人だけ。2階(屋根裏?)が寝床になっている。寡黙で色白のイケメンのお兄さんが作ってくれた夕食を済ませたのは6時を回ったころ。外は真っ暗で、こぼれ落ちそうなたくさんの★が見える。食後は電気が消されランプの柔らかい明かりに変わり、昔なつかしい歌謡曲が流れる。

焼岳頂上
こじんまりした焼岳小屋

 あまりにも静かで、時間が止まったように時計の針はなかなか進まない。
 とても眠れそうもないが早々と寝床に入る。Kさんが寝返りを打つたびに、床がユサユサ揺れる(笑)。「お言葉ですが、あなたが寝返りを打っても、ユサユサ揺れるのですよ」と言い返された・・・(笑)。

やわらかいランプの明かり



3日目:

 早く寝れば早く起きられる。夜中には小屋が揺れるほど強い風が吹いたが、それでもしっかり眠れたのかすっきりとした気分で起床。
 小屋のお兄さんの予報どおり天気は曇り。午後から雨になるらしい。
 朝食を済ませ、出発する。小屋を出るとすぐに開けた場所に出る。右手の焼岳の頂上には猿がちょこんと座っているような形の岩が見える。緩やかに下る草原はトリカブトがたくさん咲き残っているが、夏にはお花畑になるのだろうか?
緩やかな斜面に出る
長いハシゴを下る

 いくつ目かのハシゴを下ったとき、どどどっという足音が聞こえた。若いカモシカだ。しばらくこちらを見つめていたが、やがて草むらの中に入っていった。
 林道に出ると、今度は道を横切る猫ぐらいの小さな動物に会った。子ダヌキかな?

 上高地温泉の日帰り入浴で、今回の楽しい山歩きを締めくくった。

タヌキ? ハクビシン?

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