2007年4月4日(水)

ワイナピチュ山  ペルー 2700m(?) 5名  所要時間=約3時間(休憩等含む)

 「本当に危ないです。お勧めしません。一番最近落ちたのは日本人の若い男性です。若いから複雑骨折で済んだんだと思います。失礼ですが、やはり反射神経も悪くなってますし、手すりもない滑り易くて危険なところもあります。落ちたら死にます!」

 前夜の食事時、ワイナピチュに登るというご夫婦やグループを前に、ツアー添乗員さんは、断固として行かせたくないと語った。が、このツアーの参加者21人のうちの何人かは、普段から山歩きをしているようで、ワイナピチュ山に登るのもこのツアーの目的の一つのため、なんとしても登るという声が多い。

ワイナピチュ登山口(前日撮影)
ワイナピチュ山コース案内図  「ちなみに、明日ワイナピチュに登られる予定の方は?」
 手を挙げた人の数は13人。私たち5人もお互いの顔を見合せながら手を挙げた。

 登山靴も持たず、簡単なウォーキングシューズでハイキングコース程度と思っていた、脅しに弱い私たち5人、どうしよう、どうしようと迷いつつも、とりあえず行けるところまでと、朝もやの空中都市マチュピチュ遺跡を通り抜け、朝8時、管理小屋で記名をし、歩き始める。

 土色の流れのウルバンバ川をはるか眼下に見ながら、両側にさまざまな花の咲く道をゆっくりと登っていく。

「若い峰」ワイナピチュ山
ウルバンバ川がはるか下に見える  雪を被ったアンデスの山も雲の間から顔を覗かせる。

 前日の雨で石が滑りやすくなってはいるが、急な箇所にはロープがあり、それほど危険なところはない。
 見たことのない花が咲いている。特にランの種類が多いようだ。

石の階段を登っていく
頭上に石の遺跡が見えてくる  やがて上のほうに石の遺跡が見えてくる。この先に進むと、目の前に真っ直ぐ伸びた幅の狭い石段が現れる。これは帰路に使うコースで、行きはここから右手に分かれる。下から見たジグザグの段々畑のようなところを今歩いているんだ・・・。  こんな高いところにも遺跡が・・・。
頂上の下の絶景ポイント  小柄な私でさえ、どうやって抜けるのかと思うほど狭い岩の間の穴をやっと抜けると間もなくワイナピチュの岩の頂上にたどり着く。
 絶景の場所は満員御礼。雲が多くマチュピチュの遺跡は隠れてしまっている。
こちらも絶景ポイント
頂上から少し下に降りる  前日は雲一つない真っ青な空の下、空中都市マチュピチュは雑誌やテレビで見たままのあの美しい完璧な姿を見せてくれた。今、その姿は次から次へ登ってくる雲に覆い隠されてしまっている。でも、もう少し、昨日と同じ10時まで待てばきっと雲は切れる! ワイナピチュの頂上を見上げる
ワイナピチュ山の標高は?  そして、やがて雲が切れ、ジグザグのバスの道と、マチュピチュの遺跡が浮かび上がるように見えてきた。時計をみるとなんと、ほぼ10時。嘘みたい。(o^-^o) ウフッ
 みなそれぞれに何枚も何枚も写真を撮り、充分堪能してから、下山にかかる。
 登りで道を分けた幅の狭い石段だ。慎重に、慎重に!
狭い石段を下る
 当初は、ここから更に月の神殿まで行こうと予定していた。が、添乗員さんの予想以上の反対にあい、一旦は来ることさえ躊躇したことを考えると、今回はここまでで充分だ。
 来てみれば、山歩きをしている人間が注意して歩けばそれほどの危険なコースということはなかったが、普段全く歩いていない人が軽いハイキングのつもりで来るのは避けたほうがいいかもしれない。添乗員さんにしてみれば、止めるのも当然のことだろう。
 次から次へと登ってくるいろいろな国のハイカーとすれ違いながら下る。サンキュー、グラシャス、アリガトウなどの言葉が行きかう。
 11時ちょうど、管理小屋で記名する。「ちゃんと帰ってきたよ〜」
ワイナピチュの遺跡から、マチュピチュ遺跡を見る



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