朝目覚めると、なんと、雲がかかり、昨日、部屋からも露天風呂からも眺めた子抱き富士は全く見えない。ま、昨日が良すぎた・・・。
コースのどちら側から登ろうかと迷っていたところ、宿のご主人が精進バス停近くまで車で送ってくださるという。ご厚意には甘えるのが私たちの信条、集落の入口まで送っていただき、女坂峠へ向かって歩きはじめる。
木々はすっかり葉を落とし、サクサクとした感触が心地いい。 |
 |
ギシギシと揺れる丸太の橋を3回渡る。山歩きを始めたころのKさんはいちいち緊張していたものだが(笑)、この頃、この程度では一言も弱音をはかない(笑)。大変な進歩だ。
女坂峠から五湖山への道を分け、三方分山に向かう。山の上のほうが白くなっている。これはもしや、あの荒船山で見た樹氷かも・・・。
雲の中だった富士山がだんだん顔を覗かせてきた。昨日の元気ハツラツとは違った、薄い雲のヴェールをまとったエレガントな姿を見せてくれる。 |
 |
三方分山の頂上付近はカラマツが多く、その上のほうはやはり樹氷になっていた。それが風でキラキラと光りながら舞い落ちてくる。
「じゅ〜ひょ〜う〜♪」・・・それ、霧氷だから。(^_^;)
どこか遠くで人の声が聞こえるが、姿は見えず、昨日とはうってかわっての静かな山歩き・・・のはずだが、昨年の忘年山行以来、1年ぶりの参加のNさんのお喋りは絶え間なく続き、まるでラジオの実況中継のよう(笑)。話のタネが尽きないというのも素晴らしいことだが、彼女にはシンドイという言葉も縁がないようだ。 |
 |
時間も早く、寒いので、休まずパノラマ台まで歩くことにする。
急な道を下る。精進山のピークには気づかず、精進峠(三ツ沢峠)に着く。ここから山田屋ホテルの脇に下るコースがある。木々の間からちらちらと見える富士山を眺めながら進む。下山に使うパノラマ下へのコースとの分岐の根子峠から少し登り返して、簡易トイレの前を過ぎると、ぱーっと開けたパノラマ台へ着く。
お決まりの大きな富士山と、後方に歩いてきた三方分山。 |
 |