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滝子山で足首にひびが入って、しばらくおとなしくしていたKさんの復帰第一弾は高尾山になった。
梅雨が明け、暑い中、高尾山口には大勢の人。今日は少しでも涼しい気分でということで、6号路を選ぶ。 |
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琵琶滝では水行をする人の、「えいっ、えいっ」という気合が聞こえてくる。
後ろを歩いているおばあちゃんとお孫さんの会話が聞こえる。「家でクーラーかけてゴロゴロしているより、こっちのほうがずっと健康的で気持ちいいよね」
ちなみにこれは小学生ぐらいのお孫さんの言葉だ。(*^_^*)
小さな大山橋を渡り少し行くと、今度はその沢に並べられた石の上をポンポンと渡るように登っていく。 |
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丸太の階段を登ると、木陰の休憩ポイントがある。このコース、ところどころにベンチがあり、そのどこにも大勢の人が休んでいる。
高尾山頂上にはいくつか茶店が立ち並ぶ。真正面に見えるはずの富士山は今日は顔を見せない。 |
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大きな木の下では、何人ものカメラマンが、都内ではここだけしか生息していないというオオムラサキを狙って陣取っていた。
木陰を探して休憩する。当たり前のようにおにぎりを出して食べようとしたが、時間がまだ早くおなかが空いていないのに気づく。少しだけ口に入れて下山することにする。 |
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下山は薬王院を通るコースを選ぶ。ホラ貝が鳴り響き、ちょうどお坊さんが真赤な傘の下、本堂に移動するイベントに会う。
アジサイの咲く参道を抜け、ケーブル駅手前の鳥居のある分岐から蛇滝コースに入る。 |
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丸太の真新しい階段から、普通の(?)山道になり、ぐんぐんと下る。
やがて水の音がしてくると、水行道場のある蛇滝に出る。そのあたりの石垣にちょうど今が盛りのイワタバコの花が大きな葉っぱの上に紫色のかわいい花を咲かせていた。 |
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と、上の方に何かいる。茶色のお尻だけが見えた。鼻のところが白かったということで、ハクビシンだろうか。そのうち、チョロチョロと2匹が相次いで木々の間に消えていった。
この日は短い時間のハイキングだったが、Kさんの本格的復活も間近かな・・・(?) |
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