大日岳

2008年9月14日()〜16日(火) 



奥大日岳  おくだいにちだけ 富山県 2606m        4名 雷鳥沢温泉
大日岳  だいにちだけ 富山県 2501m
最寄り駅  富山電鉄「立山」
ケーブル
バス
 往き: 「立山」→ケーブル→「美女平」→バス→「室堂」     帰り: 「称名の滝」→バス→「立山」
参考
歩行時間
 10時間10分
参考
コースタイム
 室堂→1:00→雷鳥平→30→室堂乗越→2:00→奥大日岳→40→コル→40→七福園→40→大日小屋→20→大日岳→10→大日小屋→1:50→大日平山荘→50→牛ノ首→1:10→展望台分岐→20→称名の滝バス停
歩行時間  10時間 (1日目: 55分  2日目: 6時間50分  3日目: 2時間15分
コースタイム  1日目: 室堂→55→雷鳥沢ヒュッテ

 2日目: 雷鳥沢ヒュッテ→45→室堂乗越→2:05→奥大日岳→1:50→大日小屋→20→大日岳→10→
             大日小屋→1:40→大日平山荘

 3日目: 大日平山荘→45→牛ノ首→55→展望台分岐→10→称名の滝→25→称名の滝バス停
 
 
 1日目

 2年越し、4度目の正直で、やっと実現した大日三山縦走の初日、それだけで疲れてしまったいくつもの交通機関の乗り継ぎの末、一目で違う色、違う空気を感じる室堂に着いた。やっと来た〜!

 ターミナル駅から1時間弱をゆっくり歩いていくと、地獄谷から特有の硫黄の臭いが強く鼻につく。みくりが池に映る立山連峰の美しいこと。大勢の人が行きかうみくりが池温泉の前のハイマツの中から、ライチョウがちょろちょろと顔を出す。
みくりが池
立山連山とテント場が見える  宿泊先の雷鳥沢ヒュッテで温泉に入り、夕食までの数時間を、テラスに出て、だんだん茜色に染まっていく山を眺めながらゆっくり過ごす。頂上に小さく見える山小屋に灯りがともる。
 Kさん、Hさん、まだろくに歩いてもないのに(笑)ご褒美と称してビールで乾杯。そしてそのご褒美は3日間続いた・・・。
夕食

 2日目

弥陀ケ原を見ながら尾根歩き

 ゆっくり朝食を済ませ、スキッと冷たい空気の中、カラフルなテント場を通って大日岳に向かう。辺りは綿毛のチングルマがびっしりと広がっている。これがちょうどの花盛りだったら見事なお花畑だろう。
 室堂乗越を過ぎしばらく平坦な尾根道を行く。周りの風景はまるでポスターのようで、それら一枚一枚すべてをじっくりと堪能しながら、そして欲張ってカメラの中に収めてしまおうとしながら(笑)歩く。・・・だからいつもに増して遅い遅い。(^^ゞ
乗越への登り
 と、気がつくと、目の前にライチョウがいる! おなかのところが白い。
 これは私へのご褒美と、じっくりと構える(笑)。まだ子供のようで、ガサガサと草の中から現われてはまた入っていったり、草を食べたりしている。全部で5羽を確認。クーと小さな可愛い声で鳴く。

 ひとしきりこの可愛いゲストに楽しませてもらい、元気をもらう。
 「今日はライチョウを見ただけで来た甲斐があったな〜」と言う人がいた。
ライチョウ発見。クリックで良く見えます。
 花の少ない時期とはいえ、それでもリンドウをはじめとしていろいろな花が見られる。
 しばらく行くと、数人の人の姿がある奥大日岳の頂上が見えてきた。

 奥大日岳頂上でしばらく休憩する。剱岳の雄姿ががくっきり。
 「あれは、登るより見る山だわ・・・」と妙に納得。
奥大日岳から見る大日岳方面
ここが七福園かな?  奥大日岳を過ぎると、急に緊張感のあるコースになってくる。そしてやけにおなかも空いてくる。(^^ゞ
 やがて目の前に大日岳と、赤い屋根の大日小屋が現れる。

 ここでカレーライスのお昼休憩後、ザックをデポし大日岳に登る。
大日岳と大日小屋
大日岳頂上から  大日小屋はランプの宿で、夜にはギター演奏があるとのことで、当初はこちらに宿泊を予定していた。が、皆そのような趣味は持ち合わせず、時間もまだ早いため、あえなく却下され、大日平山荘まで下ることになった。
 「ったく、この人たちはロマンというものを持ち合わせてないのね・・・(笑)」
大日平山荘
 絶景と別れ、平原の中にポツンと見えた大日平山荘に向かって見晴らしのないコースを下る。見るべきものがないのでただただ黙々と。
 やがてパッと開けたところどころに小さな池塘のある笹原に出る。木道を進み大日平山荘に着く。
 小屋の裏からは不動滝が見える。

 お風呂に入り、心づくしの夕食を済ませ、寝床に入ると、いつの間にか寝付いていた。
夕食

 3日目

 20名のツアーの人たちの準備の音で目を覚まし、朝食のあとツアー客が出かけたのを見計らい出発する。広い笹原の続く大日平の木道を行く。
 木道が切れるころ、早くもツアーの人たちが休憩をとっていた。先に進むと、ここからがロープや梯子のある、しかもすれ違いもしにくい狭い急坂の始まりだった。後ろを歩いていたロマンと縁のない3人(笑)は、ほんの時間差でこの団体さんを抜き損ね、ずっと渋滞し、蜂に刺され、擦り傷を作りと、大変な思いをすることになってしまった。
大日平
牛ノ首   ともかく、後ろからぞろぞろ来られるのも嫌なものだし、見るべきものもないし、あちこちよそ見している状況でもないので、ただ黙々と、慎重に下った。
 突然、登ってきた人に会い、お互いにびっくり。歩いて行きますよというお知らせの意味では、クマだけでなく、人間にも効果がありそうと思い、鈴をつける。
称名の滝
 緊張のコースを抜けるとところどころ広いところが出てきてベンチも置かれているが、特に展望もないため休む気にもなれないのでそのまま進む。

 登山口に出ると、広い舗装道路だった。右手に行くとバス停、左手に行くと落差日本一という称名の滝になる。 
 数十メートルも離れているのに、水しぶきがかかる橋を渡り、展望台でじっくり滝見物が、今回の山行の締めくくりとなった。
イワイチョウ オヤマリンドウ
ミヤマシオガマ ミヤマリンドウ? ミヤマダイコンソウ
タテヤマリンドウ? カライトソウ
マツムシソウ ウサギギク ダイモンジソウ

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