山歩きを始めたころに、よく歩いた武蔵の子の権現に行くことにした。
西吾野駅の坂を降りてすぐを右へ行けば高山不動尊から関八州見晴台方面へ向かう。今回は直進し、すぐ左折して小床橋から小床集落を通り登山口に至る。
集落が切れると鳥居が見えてくる。相当前に来たコースで細かいところはすっかり忘れているが、この赤い鳥居だけは記憶にあった。 |
 |
この鳥居を右手に見ながらここから山道に入る。
杉林の中をゆっくりと登って行く。天気も良く風もない。体もポカポカしてくる。
やがて車道に出ると、目の前にパーっと奥武蔵の山並みが広がる。この車道を登って行くと、子の権現の駐車場、そして山門に進む。 |
 |
 |
山門をくぐって境内に入る。足腰の守り神ということで、これからも怪我もなく歩けるようにとお参りをする。看板猫のいる窓口でわらじの値付けを購入した。ザックにぶら下げよう。
ここは、絵馬もわらじだ。 |
 |
ここからは、境内を抜けて竹寺に向かう。あまり起伏のない歩きやすい道だ。
豆口峠には三角形の小屋(?)が立つ。雨風はしのげそう・・・。
ここから少し行くと、やがて緩く下る竹寺5分の案内が出る。鐘楼堂を通るコースは逆に登りになる。前回見た記憶がないので、鐘楼堂に行くことにする。 |
 |
 |
鐘楼堂には登山者が一人。暖かく見晴らしがいい。日なたに腰掛けて、お昼休憩にする。
ここから数分下ると、茅葺き屋根の竹寺の本殿が見えてくる。 |
 |
 |
牛頭天王(ごずてんのう)本殿は平成11年に焼失し、15年に再建された。以前来たときには焼け跡が残っていただけだった。
境内には水仙、福寿草が盛り、白梅、紅梅が咲き始めて、だんだん春の色が濃くなっている。 |
 |
 |
珍しい亀甲竹や、黒竹も見られる風情のある庭だ。何やかやと長い時間をこの境内で過ごしたのち、本殿の上の分岐まで戻り、小殿バス停に下る。
雪もない、ぽかぽかハイキングを楽しんだ。 |
 |