小持山〜大持山

2009年4月27日(月)

アカヤシオ咲く小持山頂上

小持  こもちやま 1273m 埼玉県 3名
大持山  おおもちやま 1294m 埼玉県
最寄り駅  西武池袋秩父線 往き:「西武秩父」 帰り:「飯能」
タクシー  往き: 西武秩父→一の鳥居 ¥2690
バス  帰り: 名郷→飯能 ¥790
歩行時間  5時間20分
コースタイム  一の鳥居→15→八丁目→10→武甲山分岐→45→持山寺跡→30→シラジクボ→50→小持山→45→大持山→5→鳥首峠分岐→40→妻坂峠→1:05→大場戸橋→15→名郷バス停
 「もーいーよー」というはなねこさんの情報をいただいて、迷っていた行先が即決定。昨年、はなねこさんとの初山行予定があいにくの雨でボツになった、小持山〜大持山を歩くことになった。
 
 一の鳥居でタクシーを降りる。あばら骨の見える迫力のある風格のこま犬は変わりないが、数年前来たときにはなかった広い駐車スペースができていた。
一の鳥居
登山届  山桜の咲くマス釣り場(?)の先、八丁目で登山届を提出し、その少し先を左手シラジクボ方面に、鉄板の橋を渡って杉の林の中に入っていく。 鉄板の橋
 ジグザグに高度を稼ぐ杉林を行くと、斜面にヒトリシズカの塊が、転々と続く。ここまでの群落を見たのは初めてだ。他には小さなスミレがポツポツと咲く。
 しばらく行くと、持山(もちやま)寺跡との分岐になる。シラジクボまで、ここにもこの先にも分かりやすい案内標識が立つ。
ヒトリシズカの群落
案内標識  2〜3分で持山寺跡に着く。案内板と供養塔がある。案内板には祖圓(そえん)和尚の念仏往生を遂げたというくだりにある、小鳥の鳴き声に、Mさん、「なんでキットカットなんだろう?」(^_^;) 供養塔のある持山寺跡
 分岐まで戻りシラジクボに向かう。途中、武甲山から下ってきた男性にあう。「小持山ならここを上がって行けばすぐ尾根に出ますよ」と急傾斜の斜面を指さす。
 い、いや、折角ですが、私たち未熟者はやはりコース通りに行きますので・・・。(^^ゞ
シラジクボから小持山への尾根道
 シラジクボを右に登れば武甲山。ここを左に登って行く。スミレが咲き、カタクリの葉っぱがたくさんある。ところどころに花も見られる。気温が低く青空の下でもじっとしていると寒い。

 小持山に近づくと、アカヤシオがだんだん増えてくる。くっきり青空にピンクの華やかな花が映える。まさにドンピシャ。ちょうどいい時期だ。
 花に関して、はなねこさんは千里眼を持っているのかも・・・。
アカヤシオと武甲山
 平日にもかかわらずこのいい時期で登山者も多い。それほど広くない小持山頂上の少し先でお昼休憩をとる。風が冷たい。

 30分ほど休み、痩せ尾根の両側に咲くアカヤシオを楽しみながら大持山を過ぎ、鳥首峠への広い分岐に出る。丸太のベンチがあり、ゆっくり休むのに最適の気持ちのいい場所だ。
鳥首峠との分岐
カタクリ  ここから妻坂峠まで、急な道を下る。
 前方には武川岳がそびえる。この辺りにもカタクリの葉っぱが多い。落ち葉の中にけな気にポツポツと咲く。
妻坂峠への急な下り
 大きな葉っぱのバイケイソウの群落がある。ニリンソウはまだ蕾だ。
 妻坂峠には、ハシリドコロの花がたくさん咲いていた。武川岳に来たときに通った峠だが、記憶にあるようなないような・・・。

  25分ほど下ると、車道の終点に出る。綺麗な水の流れる沢沿いに歩いていくと、何かを採っている人発見。「ミツバを採ってるんだよ」とのことだ。春は鑑賞だけでなく、食して楽しむこともたくさん。
妻坂峠  萌える緑の中、名郷までアスファルトの道を下る。1時間に1本のバスに揺られ飯能へ戻り、帰宅となった。 名郷バス停付近

持山寺跡の案内板
※ 持山寺跡は「阿弥陀山念仏寺」の廃寺と伝えられ、武甲山から続く小持山の山腹、標高約900mのところにあります。
 周辺には竹林、滝、池音、入定場、宝筺印塔(供養塔)などが現存しています。
 この持山寺には長七郎伝説が残されています。松平長七郎は、駿河大納言徳川忠長(徳川三代将軍家光の弟)の子で、忠長は寛永10年(1633)に切腹させられています。この時、家臣に長七郎長頼の行末をたのんで死んだということです。秩父に伝わる口伝では、秩父を転々と歩き、終の住処としたのがこの持山で、ここで小庵を営み、祖圓(
そえん)和尚を名乗り、最後には大鎌を首にまいて念仏往生をとげたといいます。下男に「この念仏が聞こえなくなったら、この紐を力一杯引いてくれ」と言い残し、石室に入り念仏を三日三晩唱え続けたといいます。四日目、恐ろしくなった下男は紐を引いてしまいました。念仏がハタとやみ、同時に一羽の白い小鳥が「カキット、カキット」と鳴きながら飛び出して行ったそうです。




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