滝子山以来のSさん、Uさんと奥多摩駅で待ち合わせ、鴨沢西行きのバスに乗る。天気のいい土曜日、バスは超満員で臨時便も出た。
奥多摩湖あたりの紅葉はちょうどいい頃で、それほど鮮やかな色合いはないものの、湖面に柔らかな暖かい色模様が写りこんでいる。 |
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深山橋を渡りきったところにある蕎麦屋の前を右手に入り、すぐに登山道の階段を登っていく。 |
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枯葉の積もった急登は滑りやすく、このコースは下るより登る方がまだ歩きやすそうだ。久し振りなので熊除けの鈴の必要がないほどいろいろと話が盛り上がる。
まもなく、ヘルメットにキノコが生えたような(罰が当たるかな^_^;)山中には似つかわしくない白い塔が現れた。 階段の上の大仏様は金色だ。 |
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塔の裏に回って石碑の脇を先に進んでいく。
途中、猟銃を持った人に逢う。鹿を追って、犬を放したところだという。
Sさん、「犬は私たちを襲うことはないですか」
猟犬は人間を襲うことはないとの答えだが、それよりも、その猟銃での事故が心配。
イノシシと間違えて私たちを撃たないでね・・・。(・_・;) |
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いくつかのアップダウンをこなし、鹿倉山の頂上に着く。私たちと同じバスだった男性が一人、逆コースのグループが4人、休憩していた。大菩薩方面が少し展望があるが、ほとんど回りは木々に囲まれている。 |
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下りはカラマツが多い林を行く。すっかり葉を落とし、幹だけになった明るい林の中の厚い落葉を踏みながら行く。カラマツの黄葉綺麗だろうなぁ。
更にヒノキの林をしばらく行くと、目の前にこんもりとした古墳のようなものが現れる。 |
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見ると確かに古墳という案内が出ている。上に登ると、頭の取れた石像が一体あった。
ここが小菅方面と丹波村方面の分岐の大丹波峠で、見えている稜線は天平尾根だろうか。 |
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山の上にお城のような建物が見えてくる。ローラー滑り台の下降口がある。
高度を下げていくと、やがて小さな沢に合い、水音を聞きながら歩く。右に左に渡り返し、滑る丸木の橋を渡る。まもなく建物の屋根が見えてくると同時に、けたたましい犬の鳴き声が聞こえてくる。
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切られた丸太が転がり、白菜や、シイタケが栽培されているこの場所に、甲斐犬が外に2匹、小屋の中に親犬とまるまるした子犬が3匹がいて、ずっと吠え続けている。サルやイノシシが来るので飼っているということで「猟犬は人間には吠えないよ」と。
・・・私たちずっと吠えられている。(・_・;) |
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丸木の門を出たところがマリコ川にかかるマリコ橋で、ここからは車道を行く。 |
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のどかな畑の間の道を「のめこい湯」まで歩き、ぬるぬるの気持ちの良い温泉に入って疲れを癒す。お肌もつるつる〜。(*^^)v |
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