塔ノ岳〜丹沢山

2010年2月21日()〜22日(月)

塔ノ岳頂上から表尾根を見る

塔ノ岳  とうのだけ 神奈川県 1490.9m 2名
丹沢山  たんざわやま 神奈川県 1567.1m
最寄り駅  小田急線「渋沢」
バス  「渋沢」←→「大倉」
参考
歩行時間
 1日目 3時間  2日目 3時間50分
参考
コースタイム
 1日目 大倉→1:40→堀山ノ家→1:00→金冷シ→20→塔ノ岳
 2日目 塔ノ岳→40→竜ヶ馬場→20→丹沢山→15→竜ヶ馬場→35→塔ノ岳→10→金冷シ→35→堀山の家→1:15→大倉
歩行時間  1日目 3時間40分  2日目 4時間25分
コースタイム  1日目 塔ノ岳→1:55→堀山ノ家→1:25→金冷シ→20→塔ノ岳
 2日目 塔ノ岳→1:25→丹沢山→1:05→塔ノ岳→10→金冷シ→40
→堀山の家→1:05→大倉



1日目


 塔ノ岳からのダイヤモンド富士を見ようと、はなねこさんとお泊り山行に出かけた。チャンスは日曜日から3日間。当たりかはずれかわからないが、ともかく出かけてみるしかない。。
 冬の山小屋は初めてで、寒くて眠れないなんてことないかしら? と不安もあったが、「死なない程度に暖かいでしょ」とはなねこさん。ま、確かに、山小屋で凍死はないだろう・・・。

 渋沢駅のバス停ではなねこさんと待ち合わせる。時間が遅いのか、バスは割合空いていて空席もある。
 大倉でバスを降り、身支度を整え出発する。雪は全然見られない。

 塔ノ岳へ5.2kmの案内のある分岐では、前回は右へ行った。はなねこさんも右しか行ったことがないとのことだったが、ちょうど来合わせたソロの女性の、左のほうが明るくて水場もあって絶対いいですよとのオススメに、それではと女性に続いて左の道を行くことにする。
分岐
 こちらのコースからは鍋割山へ続く尾根が見える。ちなみに下山時には反対のコースを通ったが、そちらは表尾根が見える。多分、次回もきっと、女性オススメの鍋割側のこのコースを行くだろう。そしてこのコースを行かないと通らない、「大倉高原山の家」の前で少し休む。ソロの女性のザックはかなり大きくて今日は訓練のためと話していた。
大倉高原山の家
 ここから少し行くと、先ほど別れた道と合流する。
 見晴茶屋を過ぎ急な階段を登り切った辺りから、少しずつ周囲に雪が見られるようになった。 そしてこの辺りから、はなねこさんの後姿がだんだん遠くなってきた。(^_^;) 駒止茶屋の上の野外卓で、堀山の家で、とずいぶんとお待たせしながら、花立山荘に着く。ε- (^、^; はぁ〜〜
この辺りから雪がある

 見晴らしのよい山荘前のベンチでお昼休憩をとる。今日の天気予報は晴れ時々曇りだったが、山は全面曇りの天気になってしまったようだ。

 休憩を済ませ再び登り始める。しばらく行くと、はなねこさんが誰か知り合いに会ったようで話をしている。なんと、ソロで塔ノ岳に登って下りてこられるところだったmilkさんだった。私だけなら、ずっと下を見て、ふぅふぅ言いながら登っているから、すれ違う人と挨拶は交しても顔を見ることはなく、きっと気付かずに通り過ぎていただろう。
 3人で記念撮影をしてmilkさんと別れ、頂上を目指す。金冷シ辺りから雪も滑りやすくなってきたが、アイゼンを出すこともなく、頂上に着いた。

 寒い頂上・・・。もちろん、富士山の陰も形もない。尊仏山荘に入り、宿泊の手続きをする。土曜日の昨日は60名、今日は20名弱の宿泊者があるようだ。
寒い塔ノ岳頂上
 丹沢山まで往復する元気もなく、宿泊する部屋に入っても寒い。雪合戦でもしようか、とは言ってみたものの、外に出る元気もない。店内の小さなストーブの前でボーっと数時間過ごす。こんなところにはなねこさんを誘ってしまって・・・と少々後悔も。(;_:)

 頂上に登山者がいなくなり、店内は泊り客だけになったころ、大きなストーブに火が入った。ぼわ〜っと音を立て、吹きぬけの2階まで、徐々に暖かくなってきた。
強力なストーブ
 この日の主目的だったダイヤモンド富士は見られなかったが、とびきりの夜景が見られた。外は氷点下の寒さ、中はポカポカの暖かさ。カレーライスの夕食を済ませ、8時の消灯まで、登山者の体験談や武勇伝を聞きながら過ごす。

 あら、(・・? 冬の山小屋の夜って、なかなか、いいじゃな〜い!(^^)
塔ノ岳からの夜景

 ダウンを着たまま、足先とお腹にホッカイロという完全武装で、4人部屋の個室に2人、ベッドにもぐり込み就寝。寒さを全く感じることなく、朝までぐっすり眠ることができた。
{[(-_-)(-_-)(-_-)]} ...zzZZZ 〜♪



2日目


早朝の塔ノ岳から


 ざわざわという音でゆっくりと目覚め、下へ行くと、富士山が見えるよという声がする。昨日とはうって変わって、素晴らしい天気になっていた。
(o^-^o) ウヒッ

 おでんの朝食でお腹いっぱいにして、アイゼンをつけ、丹沢山に向かう。
 霧氷の林の中をどんどん下っていく。
 鞍部の富士山絶景ポイントで、小さな2人の子供さんを連れて同宿していた若いお母さんが一人、丸太に腰かけて休憩していた。山小屋に残してきた子供さんが気付かないうちに戻らなくちゃと、記念撮影をして別れる。
 上の子供さんは私より大きなザックを背負って登ってきた。物おじしない逞しさがある。将来頼もしい若者になるんだろうな・・・。
樹氷の林
 ここの尾根道はほとんどが広く歩きやすいコースになっていて、どこに行っても左手に富士山がある。大きな木が多く、霧氷のスケールもとびきりだ。

 振り返ると、尊仏山荘が塔ノ岳のてっぺんにポツンと見える。
てっぺんに尊仏山荘


幻想的・・・

 明るい雪原、幻想的な林を抜け、 野外卓のある竜ヶ馬場に出る。
 シカよけの柵が張られていて、帰りにはここでシカと遭遇する。
 丹沢にはシカが多いというが、昨夜、山小屋でも、そして、この日、帰りにも何度も会った。
竜ヶ馬場
 みやま山荘のある丹沢山の頂上も広い。北と富士山の方向だけがかろうじて展望がある。誰もいない頂上で少し休憩して、元の道を戻る。途中、蛭ケ岳まで行こうかと言っていた、昨夜かなりビールが進んでいた若い男性2人も戻ることにしたと、私たちを追い抜いて行った。 丹沢山頂上
シカが多い  霧氷の花びらがキラキラと舞い落ちる。
 富士山はガスに隠れては姿を表したり、また、不動ノ峰だろうか、くっきりとその山容を見せたりと、わくわくの種は尽きない。
不動ノ峰かな?


絶景


霧氷の山


 最後の一登りをクリアし、再び塔ノ岳に戻る。尊仏山荘で暖かい甘酒をいただき、一息ついて、いろいろ検討したものの、やはり大倉尾根を戻ることにする。
 この日、頂上にいちばん乗りの、毎週登山を心がけているという男性と前後しながら下る。
尊仏山荘
 途中、塔ノ岳に3000回登っているという、名物ボッカさんに会う。短パン姿だ。1日2往復するのだそうだ。w(°0°)w オォー

 昨日と違い、登山者も少ない道を下り、大倉に着く。靴についた泥を洗い落とし、ちょうどいい具合にやってきたバスに乗り込んだ。
名物ボッカさん

 「他の時期はいいの、冬の塔ノ岳に登らなきゃ・・・」と、昨日、山小屋で一緒になった方が言っていた。なるほどと思える今回の山行だった。

 ちなみに、3日目の夜、23日に泊った人の話によると、なんと、ダイヤモンド、バッチリだったとのことだった。



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