天狗岳

2010年7月4日()〜5日(月)

西天狗から根石岳と根石山荘

東天狗  ひがしてんぐ 2646.3m 長野県 4名 
西天狗  にしてんぐ 2645.8m
最寄り駅  往き: 小海線「小海」
 帰り: 中央本線「茅野」
バス  往き: 「小海駅」→「みどり池入口」
タクシー  帰り: 「唐沢鉱泉」→「茅野」
参考
歩行時間
 1日目: 4時間5分 
 2日目: 3時間45分
参考
コースタイム
 1日目: みどり池入口→2:10→本沢鉱泉分岐→1:50→中山峠→5→黒百合ヒュッテ
 2日目: 黒百合ヒュッテ→1:30→東天狗→20→西天狗→40→第一展望台→35→枯尾の峰分岐→40→唐沢鉱泉
歩行時間  1日目: 3時間35分 
 2日目: 5時間15分
コースタイム  1日目: みどり池入口→1:40→しらびそ小屋→1:45→中山峠→10→黒百合ヒュッテ
 2日目: 黒百合ヒュッテ→2:10→東天狗→20→西天狗→45→第二展望台→35→第一展望台→35→枯尾の峰分岐→50→唐沢鉱泉


 1日目
 梅雨の合間、天気はあまり良くなさそうだけど、行くか行かないか多数決にした。決行か、延期か、中止か。多分決行はないだろうと思っていたら、なんと、2対0で行くことになった。この0はどっちでもいい〜のお任せ派と中立(のつもり)の私。(^_^;)

 小海駅からのバスをみどり池入口で降りると、稲子湯からの歩きを30分短縮できる。少し林道を行き、しっとりした登山道の中へ入って行く。
みどり池入口
 道にはマイヅルソウ、スダヤクシュ、オククルマムグラ、イチヤクソウなど小さな花が咲く。

 ときどき舞うように降る霧雨はしらびそ小屋でお昼休憩をするころ、本格的になってきた。
 コケイラン? みどり池としらびそ小屋
 みどり池の畔にはクリンソウの花が咲いているが、そこまでは入れないようにしている。カッパを着こみ、歩き始める。

 すぐに本沢温泉との分岐になり、ここを右手、中山峠のほうに進む。本沢温泉のほうへ行くと、両脇にクリンソウがたくさん咲いているとのことだったが、こちらのコースには1本もない。
本沢温泉との分岐
 ピンクのイワカガミが雨に濡れて、下を向いたまま折れそうに咲いている。キバナノコマノツメも群生している。

 落石注意の案内のある急坂を注意しながら登っていくと、やがて大きな岩がゴロゴロと並ぶ中山峠に着く。
中山峠
クロユリ   中山峠から黒百合ヒュッテまでの道には、オサバグサが咲いている。田代山湿原から帝釈山への登山道で見た見事な群落にはとても比べられないが、あちらこちらにけな気に咲いている。まだ早いのか、それともこの辺りはこのぐらいなのか、丈が小さい。

 黒百合平のクロユリはほんの数本しか見られない。食害でだいぶ減ってしまったとのことだった。
 この日の黒百合ヒュッテの客は私たち4人の他に、5人のグループが1組だけ。2人の女性がテントを張っていた。
 ストーブで、濡れたカッパや帽子など乾かし、用意してくれたお茶とかりん糖をいただく。
黒百合ヒュッテ
 夕食は5時半。食べ終わると、すぐに眠気が襲う。
 まるで旅館のように、敷いてくれた布団に入ったのは、7時前だったが、そのまま眠ってしまい、時折目を覚ますものの、またすぐに夢の中、結局起き上ったのは、窓の外が少し明るくなったころだった。
夕食




 2日目
 雨はすっかり上がり、青空が見える。作ってもらったお弁当を持って出発したのは5時半。
 大きな岩のゴロゴロした天狗の奥庭を、左手にスリバチ池、前方に東天狗、西天狗の二つの山を見ながら進む。
スリバチ池と西天狗
 高度はぐんぐん上がり、振り返ると、眼下に黒百合ヒュッテと小さなスリバチ池、遥か遠く、北アルプスだろうか、雲海に浮かぶように、小さく見える。
 登っては振り返り、振り返っては、あれがあの山だ、あちらは何だろうと確認しながら、ゆっくりと進む。
天狗の奥庭を行く
ミヤマダイコンソウ ツガザクラ
イワウメ イワカガミ ハンショウヅル
蓼科山方面  稜線に出て東天狗に向かうが、そろそろお腹が空いてくる。蓼科山の形のいい姿を正面に見ながら朝ご飯のお弁当を食べる。鶏そぼろと錦糸卵の2色弁当で、味が染みて美味しい。量が多いので半分で十分だ。

 小屋で朝食を済ませ登ってきた、黒百合ヒュッテで一緒だったグループが、休んでいる私たちの横を通り過ぎていった。
東天狗から西天狗へ  東天狗からは、ぐるりと一周見渡せる。一番手前が根石岳。左奥の尖ったのが赤岳だろうか。

 すこしずつガスが上がってきて、山々の姿を隠し始める。
 いったん下って登り返す西天狗の頂上では、湧き上がってきた白いガスに包まれた。
根石岳、赤岳方面
 西天狗から先は、青空はガスに覆われ、時折差し込む陽もすぐに隠れてしまう。第二展望台からも、第一展望台からもほとんど展望はない。
 しっとりした林の中には、飽きるほど(笑)たくさんのイワカガミが咲き、オサバグサも小さい株ながらあちこちに咲いている。ツマトリソウやゴゼンタチバナもある。イワベンケイも咲いていた。
第二展望台
 枯尾の峰との分岐からは唐沢鉱泉方面に進む。杣添尾根を思い出すような下りで、変化もなく、ほとほと嫌になってくるころに、やっと唐沢鉱泉に着く。しゃくなげ橋を渡って秘湯の宿「唐沢鉱泉」で日帰り入浴。汗を流し、すっきりとして、タクシーを呼んでもらい、茅野駅へ。スーパーあずさでの帰宅となった。

 行くか行かないか迷いに迷った結果、「決行に一票!」と力強く言ってくれた2人に感謝の今回の山行だった。
枯尾の峰方面との分岐




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