越前岳(愛鷹山)

2012年8月26日(

越前岳頂上

越前岳  えちぜんだけ 1504.2m 静岡県 3名
最寄り駅  御殿場線「御殿場」
バス  「御殿場」←→「愛鷹登山口」
参考
歩行時間
 5時間
参考
コースタイム
 愛鷹登山口→25→山神社→45→富士見峠→1:10→富士見台→30→越前岳→20→富士見台→50→富士見峠→35→山神社→25→愛鷹登山口
歩行時間  4時間50分
コースタイム  愛鷹登山口→15→山神社→45→富士見峠→1:20→富士見台→25→越前岳→20富士見台→55→富士見峠→30→山神社→20→愛鷹登山口


 レンゲショウマでも、と予定していた山行を前夜になって、急きょ変更し、なかなか行きにくかった愛鷹山へ行くことにした。

 涼風が入り、少しだけ秋に近づいたこの頃、近所で、花火がドンドンと音を立ててなっているものの、一心不乱にPCに向かい、それどころではない。バスは、電車はと、調べて、帳尻合わせて(笑)、やっとなんとか行けそうとなったのが、20時近く。
 お腹も空いたはずだわ・・・。(^_^;)



 この朝、小田急線新松田の駅を出て御殿場線に乗り換えるべくJR松田駅に向かう。小さな駅舎からはみ出た人の列が見える。
 あれれ〜、これは何?

 ICカードが使えないこの駅で、切符を買う人の列が出来ていて、駅員さんもてんてこ舞いになっている。
 「お釣りがなくなりました〜。降りる駅で清算してくださ〜い」

 もちろん、電車も満員で御殿場駅に到着。さらに御殿場駅のバス乗場には、どこまで続いているのか長〜い人の列ができている。

 次から次へとバスが入り、この大勢の人たちを乗せては、出て行く。この日、自衛隊の「火器演習」があるとのことで、それを見に行く人たちで、こんなに混雑していたのだった。

 私たちが乗るバスは、空席もある人数で出発。愛鷹登山口で降りる。
 ここで降りたのは私たち3人だけだった。

 杉の間の林道を進むと、簡易トイレのある山神社の広い駐車場に着く。
 駐車場には10台ほどの車が停まっていた。ここから鳥居をくぐって登山道に入る。
山神社入口
 鳥居をくぐってすぐに、木製の小さな祠がある。その横に、さらに小さな石の祠が2つあった。 ここからしばらく植林の山道を行く。

 時折、ドーンドーンと、火器演習だろう大きな音が聞こえてくる。

 これなら、クマさんも出てこないでしょうとKさん。
 でも、この音に慣れっこになってるかもよ・・・。(^_^;)
山神社(?)

 そのうち、キーキーという声も聞こえてきた。先を行くK さんが、猿がいるよ〜と。さすが遠目が効く。
 猿には、演習の音など気にもならないらしい。
 緑の苔でびっしりと覆われた大きな岩が並ぶしっとりした植林、落石注意のガレ場を抜け、気がつくと辺りは自然林に変わっている。

 あんなところに車がある、とまたもやKさん。
 あ、ほんとだ、バンのようだけど、林道でもつながってるのかしら?

 近づくと、それは、山小屋だった。
 2人とも、どんな目をしてるんだろう。(^_^;)
愛鷹山荘
 こんな場所には不釣り合いな、住宅用の門で閉ざされた小さな山小屋「愛鷹山荘」はどうやら使われていないようだ。

 ここから数分で富士見峠に着く。
 富士見とは言っても、周囲は木々に囲まれ展望はない。

 丸太の朽ちたベンチ(らしきもの)が置かれていて、黒岳への広い尾根が続いている。
富士見峠
 黒岳は省略して、越前岳を目指す。

 もともとの登山道は土がえぐれ、歩きにくくなっているため、その側に新たに踏み跡ができている。

 尾根が合流したところに、鋸岳展望台があった。ギザギザの鋸岳から位牌岳の稜線が見える。
鋸岳展望台
位牌岳〜鋸岳
 このコース、1、2ヶ所、裾野が見える場所があるが、あとはほとんど樹林帯の中を行くことになる。そのため、日光の暑さを感じないで済むが、退屈でもある。(^_^;)

 富士見台も同様だった。富士山は雲に隠れているらしいということもあるが、伸びた木々に囲まれていて、展望はなかった。
富士見台
 12時を回ったていたので、ここでお昼休憩にする。
 後から来たソロの男性も少し先で、休憩していた。
 真っ青な青空が広がっていた朝だったが、いつの間にか、雲の割合が多くなってきた。

 そして、やがて着いた頂上は、ガスで真っ白。
 そして、展望もなし。(^_^;)
越前岳頂上

 二等三角点のある頂上には、ソロの男性が二人。バスで一緒だったご夫婦も十里木から登ってきた。バスは手前の停留所までだったことから、車道を40分歩いたという。
 訓練に呼子岳往復してきたというソロの女性も加わり、しばらく山談義で盛り上がる。

 そのうち、ご夫婦は愛鷹登山口へ下山すると出発され、私たちもそろそろと、腰を上げた。
 その時、Mさんが叫んだ。
 「あ〜、見える〜」

 黒い雲がふわ〜っと上がり、駿河湾が見え始めた。さらに向こうには伊豆半島も。(^^)
雲が割れ、相模湾が見えた
 「せっかく見えるようになったのに、下山してしまわれたご夫婦は残念だったね」と話していると、そのご本人たちが、「道がわかりにくくて」と戻ってこられた。

 雲は、一部だけ隙間を作って、暑いのにはるばる行った私たちに、ご褒美をくれたらしい、と思いつつ、お二人と一緒に下山することになった。 
シモツケソウ
 シモツケソウのピンクの花と、白い野菊のような花(?)がところどころに見られるが他にはこの時期花もない。

 ただ黙々と下り、もうすぐ富士見峠というところで、バックシャンの大きな鹿に遭遇する。
 写真を撮って進んで行くと、ぴょんぴょんと跳ねて、林の中に入っていった。いいな〜、あの筋肉、あのバネ。(^^)
鹿と遭遇
 富士見峠で小休止する。黒岳往復は30分。行って来る時間はあるが、体力がない。(^^ゞ
 Kさん、Mさんに、「待ってるから行っておいで〜」とそそのかされるが(笑)、無理無理、結構バテました。やはり、今回はパスだ。

 山神社にお礼参りをし、駐車場で涼風に吹かれながら、時間調整でのんびりする。
登山口
 さらに愛鷹登山口のバス停前でも腰を降ろし、バスを待つ。
 この間に、汗はすっかり引いた。

 電車は、やはり朝と同様、混雑していて、切符が買えないほどで、証明書を受け取り、またまた満員の電車で松田駅に戻った。

 長年の行きたいが実った山行だったが、次は、ツツジか、雪のある時期がいいかな・・・。(^_^;)
愛鷹登山口

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