南天山

2013年4月8日(

南天山山頂にある標識

南天山  なんてんやま 1483m 埼玉県 会3名 
参考
歩行時間
 3時間5分(ピストン)
参考
コースタイム
 鎌倉沢橋登山口→1:50→南天山→1:15→鎌倉沢橋登山口
歩行時間  3時間50分
コースタイム  鎌倉沢橋登山口→30→法印ノ滝→30→沢コース・尾根コース分岐→55→南天山→50→沢コース・尾根コース分岐→30→法印ノ滝→35→鎌倉沢橋登山口


 なんだかんだで、3週間空いたあとの山歩き、秩父の奥のちょっと行きにくい、南天山に行けることになった。

 秩父の街から大滝村を過ぎ、さらに滝沢ダムに近づくと、天空に掛けられたような、白いループ橋が見えた。車はその橋をぐるっと回って渡って行く。

 中津川の集落を過ぎると、道はだんだん細くなり、林道には落石もある。

 平日とあってか、鎌倉沢橋登山口の5台ほどの駐車スペースには、他に車はなく、お決まりの熊注意の看板のある登山口で、登山届を提出し、9時、歩き始める。
鎌倉沢橋登山口

 落葉がもぐるほどたっぷり積もった細い登山道は、滑ったら下の流れまでズルズルといきそうで、注意して歩く。

 時には沢に下り、流れに沿って、また時には、右へ左へと渡渉する。梯子のような丸太の橋がかかっているところが何ヶ所もある。

 登山口付近では、エイザンスミレや、ヒトリシズカも見られたが、登るに従って、ハシリドコロがここかしこに咲いているのを目にする。

沢を渡る 沢沿いを行く

 流れは澄んでいて、ナメ滝や小滝を見ながら飽きることなく、まもなく、美しい法印ノ滝が現れる。正面から見ると、袋田の滝を連想させる末広がりの形だ。
法印ノ滝 法印ノ滝、正面

 この美しい法印ノ滝をじっくり鑑賞してから、再び歩き始める。
 頑丈な真新しい鎖の付けられた、滝の左側を高く巻いて行く。それほど歩きにくそうではないこの場所に、なぜ鎖があるのか、きっと、眼下の滝に見とれた登山者が、つい足を滑らせて滑落してしまったのかもしれない、などと勝手に想像する。(^_^;)

 それにしても、このコース、「奥深い不便な山」、の割りに、よく整備されていて、真新しい標識もしっかり立てられている。

右が尾根コース  法印ノ滝から30分ほどで、尾根コースと沢コースに分かれる。
 右手、尾根コースに進む。

 尾根コースに入ると、頂上まであと○○mの標識に励まされながら、ジグザグの展望のない我慢の登りを行く。

 周囲が、カラマツに変わるころ、木の間越しに、三宝山から甲武信ヶ岳(多分)への稜線が見えるようになる。

 まもなく、西からの沢コースの道を合わせると、ここからは先は、岩の急な登りになり、10分ほどで南天山の頂上に着く。

 南天山は、ゴロゴロとした岩の、それほど広くない頂上で、少し傾いた粋な山名標識の向こうに、ギザギザの両神山が見える。
直下の急な登り

南天山山頂  周りの木は切り払われ、ぐるっと一周見渡せる。

 白い雪を被った浅間山、その奥に谷川山系だろうか、この間、黒斑山から見たときより、雪が多く見える。

 昨年、歩いた、十文字峠から三宝山、甲武信ヶ岳の稜線、雲取山方面も良く見える。

 時折、冷たい風が吹くものの、上着一枚羽織れば十分の暖かな頂上で、たっぷりお昼休憩をとる。

 浅間山が見える

 南天山直下からは南に、どこか別のルートがあるのか、しっかりした道が出ているのが見えるが、今回は元来た道を、足を滑らせないよう気を付けて下る。

 先ほどのコースの分岐を、そのまま西へ直進し、沢コースに向かう。

 アセビの木が大きな塊となって、ボン、ボンと並んでいるが、花が咲いているのは、そのうちのいくつかに過ぎない。
コース分岐

 1374のピークの辺りまで来ると、直進方向に通行止の案内が貼られ、道は南へ折れる。急で、滑りやすい道を下ってしばらく行くと、やがて小さな流れが見えるようになり、まもなく、尾根コースに取り付いた分岐に戻ってくる。

1374付近の分岐 1374付近の分岐
沢沿いを行く

 分岐からは、同じ道を登山口まで戻る。
 
 辺りの木々はまだまだ枯葉を落としたままだが、うすい黄緑の新芽を出している木も見える。新緑のこのコースも気持ちいいだろう。

 結局、1人の登山者に会うこともなく、ちょっと得した気分の、静かな独り占め山行だった。
真新しい標識

タチネコノメソウ?    エイザンスミレ    ハシリドコロ

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