飯綱山

2013年4月22日(

偽ピークのお地蔵様

飯綱山
(飯縄山)
 いいづなやま 1917.4m 長野県 会5名 むれ温泉天狗の湯戸隠神告げ温泉
最寄りIC  往き: 佐久IC
 帰り: 長野IC
バス  「戸隠中社」→「飯綱登山口」
参考
歩行時間
 5時間20分
参考
コースタイム
 飯綱登山口(南登山口)→15→一ノ鳥居登山口→1:20→駒つなぎ場→1:05→飯縄神社→10→飯綱山→10→飯縄神社→1:20→萱ノ宮→30→飯綱登山口→30→戸隠中社
歩行時間  5時間20分
コースタイム  飯綱登山口(南登山口)→20→一ノ鳥居登山口→1:10→駒つなぎ場→1:15→分岐→20→飯縄神社→10→飯綱山→10→飯縄神社→10→分岐→50→萱ノ宮→25→飯綱登山口→30→戸隠中社



 長野遠征は、前夜に思わぬ大雪で、見慣れた妙義山も、まるで水墨画のような景色を見せ、雨はみぞれに変わり、ますます冬の様相になった。見頃の桜や桃の花の上には雪が積もり、それが余計寒さを感じさせる。

 高速は佐久インターから先は通行止めになり、一般道を走るが、天気の回復は遅れているようで、初日の予定の山は中止になり、ここからはすっかり観光ムードになった。

 蕎麦好きのリーダーのお勧めの蕎麦屋「ひぐち」で早めの昼食をとり、杏の店「杏花堂」で試食しながらの買物。道の駅やスーパーで夕食の買い出しをすると、宿泊予定の飯綱東オートキャンプ場に向かった。

 キャンプ場の周囲も真っ白で、厳冬期とは比べ物にならないとは思うが、冬に逆戻りしたような寒さだった。

 ざっと食事の支度を済ませ、キャンプ場併設の温泉施設「むれ温泉・天狗の館」で温まり、快適なロフト付きのケビンでは、ワインにビールや焼酎と、豆乳鍋を囲み、購入した「こごみ」もさっと湯がいて食卓に上った。

 食後のゲームなど、修学旅行のような盛り上がりで、なんだかこのまま山に登らなくてもいいな〜、なんて気分になった。(^^ゞ
ケビン



 当日は、青空よりも雲が多く広がる朝を迎えた。

 戸隠中社に車を停め、バスで登山口へ向かう。

 このバスの若い運転手さん、乗ってくる学生1人1人に名前を呼んで「おはよう!」と声をかける。時には、手を挙げたり、わざわざ窓を開けて、外を歩く学生に、声をかける。

 ほわ〜んとする温かい光景だった。(^^)
戸隠中社
 飯綱登山口(南登山口)でバスを降りると、前方に見える飯綱山を目指して参道を歩く。
 鳥居をくぐるとそこから先は山道になる。この駐車場で、車が動かなくなり難儀している男性がいて、スパッツを付けたり支度に手間取っている私以外は、皆で手を貸していた。

 この男性、年に1回、この時期に登っているそうだが、これほどの雪は珍しいとのことだった。
南登山口から

駒つなぎの場  登山道に入ると、「旧奥宮一の鳥居跡地」の案内が出てくる。

 積もった雪はサラサラで、アイゼンを付けるほどのこともない。

 登山道の脇には、石仏が一つ、二つと出てくる。

 全部で13あるとのことで、駒つなぎ場にあるのが、11番目だった。

 ここで休憩していると、さきほどの男性がやって来て、抜いて行き、まっさらな道にトレースをつけていった。
偽ピークへの登り  小さな鎖場を一つ抜けると、やがて岩がゴロゴロした急な登りになるが、適度に雪が積もっていて、却って歩きやすくなっているような気がする。

 前方には偽ピークが、その少し下に、鳥居と、さらに下に分岐の標識が見える。

 このころになると、雲はだんだん散らばって行き、青空の占める割合が多くなってくる。

 高度を増すに連れ、周囲の山々が見えてくる。ひときわ美しいのが戸隠連峰だ。
中社方面との分岐 鳥居

Uさん撮影。偽ピークから飯綱山へ向かう尾根道


 鳥居から一登りすると、お地蔵様と飯縄神社のある偽ピークに着く。思い返すと、行きも帰りも、誰もこの神社にお参りしなかった。(>_<)

 ここからさらに先に進み、二等三角点のある飯綱山の頂上に着く。頂上の標識は明らかに、あとから「飯縄山」と綱のところが書きかえられていた。

 先ほどの男性は、これから下山するところで、広々とした真っ白な頂上は私達だけの貸し切りとなった。

 ちょこっと顔を出している岩の雪を払い、思い思いに腰をかけてお昼休憩をゆっくりとる。
Uさん撮影、飯綱山頂上 飯綱山頂上

 頂上からは、妙高山や黒姫山も見える。先ほどの男性はよく来ている場所ということで、あまり歩きまわらないでいたらしく、広い頂上は踏み跡もなく、サクサクと気持ちがいい。

 ひときわ白く、尖って見えるのが高妻山で、「あの山に登りたい」という声が上がる。「来れるものなら来てみなよ」(笑)と言っているような威厳を持って聳えている。
中社方面への下り  下山は、先ほどの鳥居の下の分岐まで戻る。ここで、戸隠中社の方から登ってきた若者の一団に会う。入社一年目の研修なのだそうだ。

 分岐からは、戸隠中社方面へ下る。

 雪はまるで上白糖のように白くキラキラしている。時々滑って尻もちをつき、キャッという声が上がるものの、目の前に広がる景色を眺めながら、快適にどんどん高度を下げて行く。

 振り返ると、飯綱山偽ピークがぐ〜んと後ろに高く遠く、なっていた。
前方には戸隠連峰 飯綱山をあとに。
萱ノ宮  やがて展望はなくなり、樹林の中をくだっていくと、木の鳥居が見え、その手前には萱ノ宮があった。

 頂上の飯縄神社ではお参りし忘れたので、ここで、無事下山のお礼をしっかり済ませ、さらに下っていくと、間もなく、登山口の車道に出る。

 車道をしばらく進むと、忍者村がある。今の時期は営業していないようだが、その先の「戸隠神告げ温泉」は営業していた。
戸隠中社前  風情のある通りを戸隠中社まで戻り、人気の蕎麦処、「うずら家」に予約を入れると、温泉に直行。この温泉、何が良かったのか、翌日の疲れの残り方がいつもと全く違っていた。(^^)

 入浴後のお蕎麦も美味しくいただき、平日ということもあって、高速も大きな渋滞に会うこともなく、意外に早く帰宅することができた。

 バラエティに富んだ、実りある山行となった。

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