鳴虫山

2013年4月28日(

アカヤシオと赤薙山

鳴虫山  なきむしやま 1103.5m 栃木県 2名
最寄り駅  東武スカイツリーライン「東武日光」
歩行時間  5時間5分
コースタイム  東武日光→20→瑠璃堂→15→愛宕→25→鉄塔→10→分岐(38)→15→P869→30→P897→15→化粧の宿跡→20→石祠→30→合峰(1084)→30→鳴虫山→50→神ノ主山→45→東武日光



 入れ替わり立ち替わり、やれ腰だ、膝だと故障者が出ている。今回は、その腰痛がだいぶ改善したというHさんと、そろそろ見頃だろうアカヤシオを求めて、日光の鳴虫山に行くことにした。

 この時期の鳴虫山は特に、かなりの人が入るだろうと思い、以前から気になっていた瑠璃堂からのバリエーションルートを行くことにし、東武日光駅から、登山口となる瑠璃堂を目指して歩き始める。

 本通りからはずれ、静かな通りをそれらしき尾根に向かって歩いていくと、まもなく、石碑や大きなお地蔵さまの鎮座する分岐に出る。この上に登って行くと、観音寺薬師堂がある。

 この薬師堂、目の病を治してくれる御利益があるという「薬師瑠璃光如来」がご本尊で「瑠璃殿」の額がかけられているため、瑠璃堂と言われるそうだ。

 この脇から、登っていく。ピンクのテープが一つ付けられているのが見える。

お地蔵様 瑠璃堂

 植林の中緩くを登って行くと、すぐに道は直登と巻き道に分かれる。巻き道を行くと、肝心の愛宕を通り過ぎてしまい、少し戻る。ここには、石の祠や石像が立ち、豚のようなカバのような、実はイノシシらしいのだが2対可愛らしく並んでいる。

愛宕 イノシシ

 まもなく、視界が開け鉄塔の建つ場所に出る。
 男体山から女峰山、赤薙山の、まだ雪を被った稜線がこの時期にしては珍しいほどくっきりと見えている。この日は、これが時間を追うごと、空はどんどん澄み切って山もこれ以上ないほど美しく見えるようになった。

鉄塔 鉄塔からの眺め

 鉄塔からしばらく行くと、尾根の分岐に出る。これも水準点というのだろうか、38番の表記がある。

 ここからは、右手に折れて進んで行くと、869のピークの手前で踏み跡が見えなくなった。
 落葉の積もる斜面を巻きながら、ラッセルのように、ザクザクと高みを目指して進む。

水準点? 落葉の斜面





大真名子山と小真名子山




 周囲にはツツジらしき木もたくさんあるが、そのいくつかにこれから開くだろう蕾がついている。アカヤシオはこの辺りには見られない。

 さらに、急な斜面を登り、痩せ尾根を、吊り橋のように渡って行くと、897のピークに着く。

急な斜面 痩せ尾根もある
銭澤不動の標識  ここで、初めて銭澤不動という案内が出てくる。

 そういえば、このコース、ところどころにテープが付けられていて、迷うことはなかったが、標識らしきものは一つも見られなかった。

 この辺りで、銭沢不動からの道と合流するはずだが、その合流点を見逃した。(^_^;)

 いつか、銭沢不動側から上がってこなくては・・・。

 道のところどころに、小さなカタクリの葉っぱが見られる。花はなかなか見られなかったが、やがて1つ2つと今にも倒れそうな花が咲いているのが見られた。

 石の祠と建物の土台のようなものが残る少し広い場所に出た。「化粧の宿跡」のようだ。

 この場所、「化荘の宿」「華粧の宿」あるいは「星の宿」などといろいろな書き方がされていて、どれが正式なのかわからないが、こんな山中の修験の道に、こんな粋な名前のついた建物があったなんて、ロマンチックでもあり、興味深い。

化粧の宿跡 土台が残る

 合峰手前のロープのある急な登りを行くと、ここで初めてご夫婦らしい登山者と会う。銭沢不動に下るという。

 周囲には、アカヤシオの花が目立つようになり、高度を上げるごとに、女峰、赤薙の山が良く見えるようになるが、かなりの急登で、思わず口にする。
 「滑落しないようにしようね」

急な登り 急な登り
合峰  登り切ると、その先が合峰で、手前の登山道で、頂上は満員御礼でとても休めないと、この場所に陣取ったという2人の男性が休憩中だった。

 通行禁止(?)のロープをくぐり、お腹もすいてきたところで、人の少ない合峰でお昼休憩をとることにする。

 休んでいる間も、下ってくる人が続いた。

 今日は200人はいるだろうな、などと話しながら下って来る人もいる。w(゚o゚)w オオー!

 お昼を済ませ、鳴虫山頂上を目指して歩き始める。

 鳴虫山は5回目だが、ガスだったり、雨だったり、雪だったり、今までここまでくっきりした美しい女峰山や赤薙山を見ることはなかったが、それが見られただけでもラッキーなのに、、アカヤシオはそこそこ咲いていて、おまけに、足元にはカタクリの花がいくつも咲いているのが目に入ってきてと、ますますテンションがあがる。

鳴虫山頂上 鳴虫山頂上

 鳴虫山頂上は、やはり大勢の人で混み合っていた。記念撮影をして、さっさと下山にかかる。

 こちらのコースでも、アカヤシオや、カタクリ、山の風景が目を楽しませてくれる。

 この方向に下る人も少なく、また、さすがにこれから登って来る人もいないようで、やがてすれ違う人もいなくなり、「飽きた〜(^^ゞ」と口に出るころ、神ノ主山に着く。

 釈迦ヶ岳(高原山)とその奥には真っ白な、福島の山だろうか、うっすらと見えている。

 ここで、ベンチに腰掛けゆったり休憩し、あともう一息、植林の中を下り、スミレやニリンソウの花の咲く登山口に出て、東武日光駅に戻った。

神ノ主山からの女峰山、赤薙山 釈迦ガ岳(高原山)が見える

カタクリ    何でしょ?    ニリンソウ

飯綱山のページに戻ります。 天狗岳〜硫黄岳のページに行きます。

山歩き・里歩きの目次に戻ります。 ホームページに戻ります。