お坊山

2013年12月11日(

大菩薩嶺〜小金沢連嶺

お坊山  おぼうやま 1421m 山梨県 2名
棚洞山  たなぼらやま 1201m 山梨県
入道山  にゅうどうやま 992m 山梨県
最寄り駅  中央本線「笹子」
歩行時間  6時間15分
コースタイム  笹子→50→東峰南尾根登山口→30→鉄塔(819.9)→2:00→東峰→15→お坊山→10→東峰→40→棚洞山→35→入道山→50→南東尾根登山口→10→吉久保入口→15→笹子



 「ほら〜、いい感じの尾根があんなにあるのよ。あれ、みんなやりましょうよ」
 ・・・な〜んて凄いことをおっしゃる、山梨百名山を完登され、余裕のフクシアさんと、お坊山に行くことになった。

 平日とあって、笹子駅で降りた登山者は、私たちのほかはソロの男性一人だけ。天気はいいが、気温は低く、駅前の日蔭になっているところは凍っている。寒さ対策もしっかりと準備して出発する。

 今回、下りの南東尾根は破線ルート、登りの東峰南尾根は破線すらないコースとなっている。噂ではかなり急登でもあるという。
日向橋

まず、ヤブ漕ぎ(^^;)  日向橋を渡ったところで、フクシアさん、気になる、とまずは目の前の尾根に、笹薮をかき分け登って行く。今日は時間もたっぷりあるから寄り道OKと・・・。(^^;)

 尾根は中央道にぶつかり、左下の沢沿いにはフェンスが見える。結果に納得、少し戻って方向を変え、いったん林道に降りる。

 その時に付いた植物のトゲで、二人とも上半身ハリネズミのようになった。(>_<)

 林道は中央高速の下を抜け、ぐるっと回り込んで高速沿いに進んで行く。登山口は、中央道を挟んで、先ほどぶつかった尾根の先にあった。寄り道しなければ笹子駅から15分くらいのところだろう。

 やはり、どうしても気になるというフクシアさんは、高速の下に降りていき、沢沿いになんとか通れそうな道を見つけた。高速をくぐってまっすぐ来られるようだ。凄い執念だ・・・。(^^;)
林道

中央高速の下に道が・・・ 東峰南尾根登山口

 登山口からしばらく沢沿いに進み、適当なところで沢を渡り、尾根に乗る。踏み跡はあったりなかったり、ところどころにテープも見られる。

 間もなく、鉄塔がある819.9のピークに着く。四等三角点がある。

 すっかり幹だけになった木々の間からは下山ルート予定の南東尾根が見える。
819.9の鉄塔

木の間越しに南東尾根  少し続いた緩やかな尾根歩きは、1109のピークを過ぎて間もなく、急な斜面のような登りになり、厚く積もった落ち葉で、とにかく滑る、滑る、・・・滑る。(^^;)

 こんなところで、キックステップ? などと思いながら、一歩一歩、確実に体を移動させるように進んで行く。

 ゆっくりでも進んでさえいればちゃんと目的地に着くというのが山歩きのいいところ。やがて広々とした東峰に着く。
東峰 東峰から滝子山
富士山  広々とした頂上の周囲は木々に覆われているがその間からは、周囲の山々がよく見える。

 途中、てっぺんだけ出した薄い台形のようだった富士山は、さらに伸びをしたように、びっくりするほど大きくなった。

 北東側には滝子山や、小金沢連嶺、大菩薩嶺までのなだらかな尾根が広がる。
お坊山へ向かう 大鹿山方面の分岐
お坊山頂上  東に進み、大鹿山への分岐を過ぎてまもなく、お坊山に着く。狭い頂上で、標高は東峰と同じ1421mとなっている。

 木々に囲まれているので、もう少し東、トクモリの方向に進むと、視界が開ける。

 白い雪を被った南アルプスや八ヶ岳、富士山もくっきり見える。

南アルプス
富士山

棚洞山頂上  展望を十分楽しんだ後、少し戻って、大菩薩方面がよく見えるベンチに腰掛け、お昼休憩にする。温度は低いが、風もないので上着を着込めばそれほど寒さは感じない。

 ランチの後は、東峰まで戻り、ここからは南東尾根を下る。

 しばらくは、広いなだらかな気持ちのよい尾根を行くが広い尾根の分岐は要注意。そのたびにコンパスを使い確認しつつ下る。

、棚洞山の辺りは松の木が多い。ドングリがたくさん落ちている。
鶴ヶ鳥屋山方面 滑り台のような急坂
入道山頂上  食べ物の多いときは子供もたくさん生まれるのだそうだ。来年は、クマさんのベビーラッシュかも。

 棚洞山から先は長い滑り台のような急な下りになる。
急なうえに、厚く積もった枯れ葉がよく滑る。滑っても尻もちぐらいにしておかないと、転がったら止まりようがなさそうだ。

 やがて傾斜が緩やかになってくると、まもなく入道山に着く。松の幼木が尾根を埋めるように育っている。

 滝子山もずいぶん高く見えるようになった。

滝子山が高くなった

 891のピークを過ぎ、鉄塔を過ぎると、最後の急坂が待っていた。車の音が大きくなり、集落が見えてくる。

 ジグザグに、木につかまりながら最後まで気を抜かずに下りきると突然のように、山の中から抜け出した。

 高速のトンネルをくぐり、車道を歩いて笹子駅に戻り、ちょうどいいタイミングできた電車に乗り込んだ。


 久しぶりに、地図とコンパスを使い、地形を読む重要性、楽しさを味わった有意義な山行だった。

 フクシアさん、ありがとうございました。見える尾根全部とはとても言えませんが、またよろしくお願いいたします。(^^)





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