雲竜渓谷

2014年2月13日(



雲竜渓谷  うんりゅうけいこく 栃木県 3名 
最寄り駅  東武日光線「東武日光」
歩行時間  5時間30分
コースタイム  ゲート→55→稲荷山展望台→30→洞門岩→45(沢コース)→雲竜渓谷入口→50→雲竜瀑→40→雲竜渓谷入口→35(林道コース)→洞門岩→45(道間違いロス)→稲荷山展望台→30→ゲート



 この週末は雪になりそう、という。先日の大雪がまだ完全に消えてもいないところへ降られたら、また行けなくなってしまうと、急きょ、この日に行くことにした。

 日光駅でピックアップしていただき、一路登山口へ向かう。休日なら絶対に無理だが、9時を回った時間でも、ゲートまで5分ほどの路肩のスペースに駐車できた。ただでさえ長い林道歩き、滝尾神社から歩けば片道30分は余計にかかる。空いててよかった〜。

ゲート前  身支度を整え出発する。青空が広がり、風もなく暖かい。

 ゲートは正面と、左手にある。正面は工事用の車が出入りしている。私たちは、左手のゲートの脇を抜け長い林道歩きに入る。

 フカフカの雪が30〜40cmほど積もっているが、程よく踏まれ、歩きやすい。6本のアイゼンを付けたソロの男性と前後する。
林道 稲荷川展望台
分岐  前方に赤薙山が見え、だんだん近くなってくる。

 稲荷川展望台を過ぎ、建物が建つ分岐をさらに進む。とにかく、今日は、林道歩きが長いのは覚悟していたが、綺麗な雪景色が気を紛らわせてくれる・・・少しだけ。(^^;)

 やがて洞門岩の分岐に着く。左が林道コース、右が沢コース。ここでアイゼンを付け沢コースに進む。一緒に来たソロの男性は林道コースへ向かった。
洞門岩から沢コースへ  一人は鋲のついた長靴、一人は6本、私は10本アイゼンで、沢に降りて行く。

 途中、後ろから来たソロの男性が一緒になり、踏み跡をたどりながら進む。

 この日の沢コースの渡渉は3回プラス2回。このプラス2は、前方に見えるブルーのミニ氷瀑を間近で見るために渡って戻った回数で、水量はくるぶしあたりまで浸かる程度だ。
綺麗なミニ氷瀑が見える ミニ氷瀑手前の渡渉

 小さいがとても綺麗なブルー。青磁色と言った方がぴったりするかもしれない。

 写真撮影後、渡渉前の分岐に戻り、沢の右岸の急なアップダウンを行く。途中、ロープが垂れた下りもあるが、雪が程よく積もっていて、凍ってはいないので、かえって雪がないときよりも歩きやすいと感じる。

 再び沢から離れ、急な坂を登って行くと、林道コースとの合流点である雲竜渓谷入口に着いた。沢コースは思っていたよりずっと近かった。

雲竜渓谷入口 雲竜渓谷入口の階段
雲竜渓谷を進む  渓谷への手摺のついた階段はほとんど雪に覆われている。先ほどの沢コースと同様、雪が程よく積もっていて、凍っていないことで、歩きやすく、危険を感じることはない。ほんとにいい条件の日に来たみたい。(^^)

 渓谷の中に入っていくと、やがて写真でしか見たことのないダイナミックな氷の芸術が見えてきた。






 右を見たり左を見たり、空を仰いだり、大きな氷柱の間をくぐったりしながら、同じような写真を何枚も撮っている。時折、バキバキっと驚くほど大きな音が響くことがある。どこかで大きなツララが折れて落ちているのだろう。

 ひとしきり間近でダイナミックな氷の芸術を堪能した後、雲竜瀑の滝壺に向かう。

 ここからの斜面は、凍ってツルツルになっている箇所もある。道も細くて、神経を使う急坂だ。ピッケルがあると心強そうだ。

 滝壺まで降りると、目の前に泡の塊のような凍った裾広がりの滝があった。凍っていない時の流れ落ちる迫力ある滝も見応えあるだろう。

 さらにその先の高みにまで登って、滝を眺めながらのランチタイムとなった。



 お昼休憩が終わるころ、空には黒い雲が出てきた。登ってきた斜面を慎重に降りて、渓谷入口に戻る。やっぱり同じようになってしまいつつも、何枚も写真を撮りながら・・・。(^^;)



 渓谷入口からは、林道コースを行く。下山なのにまず登りだ。(>_<)

 振り返ってみると、帰りに沢コースのほうが楽だったかもしれない。林道が下りになると、適当なところでクネクネの林道をショートカットして行く。しかも速い。(^^;)

 洞門岩の分岐を過ぎたあたりで、踏み跡のある脇道へ入り、沢まで下ってまた登り返すというロスがあったものの、あとは、ただひたすら緩い下りの林道を黙々と歩き、登山口のゲートに戻ってきた。


ゲート  急な予定変更が幸いし、条件に恵まれた山行になった。やっぱり、山は天気が一番。(^^)

 下山後は、市営の「日光温泉浴場」で日帰り入浴する。

 ここは大きくはないが、市内の65歳以上は入浴料金100円とのこと。近所のお爺ちゃん、お婆ちゃんの憩いの場のような施設になっている。湯上り後にお茶をいただきながらまったりして、大満足で帰宅の途に就いた。
日光温泉浴場 日光温泉浴場




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