米沢山

2014年5月3日(

気の間越しに笹子雁ガ腹摺山

トクモリ  トクモリ 1412m 山梨県 2名
米沢山  よねざわやま 1357m 山梨県
最寄り駅  中央本線
 往き: 「笹子」  帰り: 「甲斐大和」
歩行時間  6時間20分
コースタイム  笹子→1:00→笹子トンネル入口→35→鉄塔→2:15→トクモリ→10→ビューポイント→10→トクモリ→25→米沢山→45→鉄塔→30→林道→10→道の駅→20→甲斐大和



 「次はあの、尾根ね」

 昨年12月、フクシアさんとお坊山東峰南尾根〜南東尾根を歩いた。その際、候補にも挙がった、西に位置するトクモリ南尾根から、トクモリ〜米沢山と結んで、道の駅に下山するバリエーションをすることになった。

基準点  笹子駅を出発すると、まずは前回見つからなかった基準点を確認する。それは発電施設(?)の敷地内にあった。

 1つすっきりしたものの、「あら、もう1回川を渡るはずだけど」、とこだわりのひと時。こうなると簡単には先に進めない。川と道路の位置が変わっているので、渡ったはずだが、橋に気が付かなかった。
橋を渡ってショートカット  まさか、戻る?(^^;)

 地形図とにらめっこしていると、近所の人がやってきて、笹子雁ガ腹摺山に向かうと思ったのか、「このまま行って〜」と話し始める。トクモリ尾根を行くと言うと、「あそこは危険だよ・・・」とお勧めでない様子だ。

 ひとまずお礼を言い、公民館前のバス停から、2つ目の橋を渡って、車道をショートカットし、笹子トンネル入口に向かう。
トンネル入口手前から林道へ  トンネルが間近に見えてくると、右手前の橋を渡って、林道に入り、取付点を探す。

 すぐに、ヒトリシズカや、スミレが咲いているのが目に入ってきた。林の中には少し雪も残っている。
取付  作業道の入口らしきところから斜面を登っていくことにする。

 そのうち作業道らしい階段が出てきて尾根に乗ると、まもなく1つ目の鉄塔の下に出た。

 さらに尾根から少し外れた2つ目の鉄塔が見えてくると、尾根はほぼ真北に向かうようになる。
作業道の階段 一つ目の鉄塔

 このコース、真っ直ぐで間違えようもないが、とにかく急だ。岩場のトラバースはズルズルと滑り、勢いが付いたらどこまで落ちるか下が見えない。特に神経を使う。

 もしかしたらイワカガミがあるかも、と妄想を抱いていたというフクシアさんだったが、その妄想は外れ、イワカガミの葉っぱ一枚見当たらなかったが、ギボウシの葉っぱは何枚か岩についていた。

 ただ、下のほうでは終わりのミツバツツジが、標高を上げていくうち、新緑の淡い中に色鮮やかに、見頃を迎えていて、急登の疲れを癒してくれる。そのピンク色の向こうには、笹子雁ガ腹摺山も見えている。(トップ画像

急登 急登


 アキレス腱とふくらはぎをストレッチしながら歩いているような急坂を登りきると、樹林に囲まれた、尾根の途中のような広い頂上に出る。標識などはないが、ここがトクモリのようだ。

 真っ白な富士山は木の間越しだ。ここから少しお坊山のほうに向かい、遮るもののない富士山ビューポイントでお昼休憩を取る。

トクモリ頂上 樹間から富士山

ビューポイントからの富士山


 登り下りのバリエーションでは会う人はなかったが、ここまで来ると、時折、行き交う登山者もある。

 お昼休憩を済ませて、再びトクモリに戻り、さらに先へ進んで米沢山を目指す。このころになると、雲が増えてきて、富士山は頭を隠し、手前の本社ヶ丸、清八山の稜線の上にほんの少し、裾を見せるだけになった。

 このあたりもミツバツツジが多く、ピンク色が濃くて鮮やかだ。

 米沢山もトクモリ同様、周囲が樹林に囲まれている。


見頃のミツバツツジ 米沢山頂上
急なやせ尾根の下り  ここから北に道の駅目指して下る尾根も、やはり、かなり急だった。ところどころに、テープが付けられている。

 痩せて、急降下する箇所も多く、木に捕まりながら、慎重に下る。

 緩やかな尾根にでると、淡い緑の自然林が広がる。紅葉の時期もいいかもしれない。
気持ち良い自然林 落ち葉で滑る下り
登山口の林道に出る  途中の鉄塔下で小休止し、フクシアさんの足も、私の腰も、悪化することなく、無事、登山口の林道に出た。

 道の駅手前には白いエンレイソウが咲いていた。

 道の駅では、ワラビやコゴミの山の幸を購入。振り返ると、下った尾根と大きな鉄塔が見えていた。
道の駅と尾根の上の鉄塔  ヤマブキやアケビの花を見ながら、橋を渡り、車道を甲斐大和の駅に向かう。風が涼しく、暑さは感じないですんだ。

 スミレの同定も地図読みも、やはり実践が一番。スミレの名前はなかなか覚えられないが、バリエーションは楽しい。

ヒトリシズカ マルバスミレ
ヒナスミレ これは・・・?
アゲボノスミレ フモトスミレ
タチキランソウ シロバナエンレイソウ



 今回もまた、たくさん勉強させていただきました。フクシアさん、ありがとうございました。(^^)




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