中倉山

2014年5月17日(

気持ちい〜い稜線

中倉  なかくらやま 1530m
 栃木県 5名
最寄り駅  東武日光線線  「東武日光」
歩行時間  5時間25分
コースタイム  銅親水公園→50→登山口→1:45→1499.6三角点→10→中倉山→20→1539ピーク→25→中倉山→5→14996三角点→1:00→登山口→50→銅親水公園


 こんな山があるんだけど・・・と教えてくれた言い出しっぺは、都合が悪くて行けないという。でも、行きたいなぁ。行ってしまえ〜、下見ということで・・・。(笑)

 ということで、下見なのに5人集まり、出かけることになった。

 東武日光駅でピックアップしていただき、一路、足尾の銅親水公園に向かう。

 車窓から見た青空はいつの間にか、雲に隠され始め、歩き始めるころには、まさか降り出す? と言った空模様になってきた。行けなかった人の怨念?(笑)

 銅親水公園の駐車場には、10数台の車が停まっていたが、すべてが山歩きというより、釣りの人ほうが多いようだ。

 今日は展望のいい山、その展望が見えないようではつまらないので、欲張らないように、行けるところまでということで、出発することにした。


銅親水公園を出発 水道管橋を渡る
登山口  長い水道管の橋(?)を渡り、仁田元沢沿いの林道を行くこと、1時間弱。917の地点に近く、左手に大きな堰が見えるあたりに差し掛かると、赤いテープの付けられた登山口があった。けっこう人も入っているようで、踏み跡はしっかりついている。
急登  急な斜面をジグザグにゆっくりと登って行く。ロープが付けられた箇所もあるが、特に必要はない。

 アキレス腱がずっと伸びきったままで登って行くと、柔らかい新緑の中に、ヤマツツジの朱色が目立ってくる。
ヤマツツジが鮮やか  男性が一人下山してきた。稜線は強風とみぞれで、寒くて引き返してきたという。この男性のほかに、今日は3人の登山者が入っているという。

 下山時には、林道をちょっと外れると、1頭のシカと思われる死骸があったが、登りでも、歯のついた顎?の骨や、毛皮の一部などが目に入った。自然の厳しさを感じる。
歯のついた骨 毛皮
シロヤシオ  枝尾根に乗ると、少し小ぶりだが、シロヤシオの花がびっしりとついた木が目に入った。

 上に行けば、アカヤシオも多いようだが、どんな感じだろうかとワクワクする。
1本ブナが見える  15分ほど進むと、広々とした場所に出た。そこから稜線を見上げると、1本の木が見える。1本だけ残ったというブナの木だろう、きっと。

 お昼にしたいという声もあったが、無視して(笑)、小休止後もうひと登りして、主稜線に出る。

 目の前には、男体山、半月山が見える。

 そのすぐ先に三角点がある。そう言えば、このあたりだと思うんだけど、と振り返ると、目の前に三角点があった。今日は、なんだか冴えている。怨念は吹っ切った。(笑)
主稜線に出ると、男体山と半月山 三角点

 三角点から5分も行けば手作り標識の立つ中倉山のピークに着く。地図上にも標高は記されていないが、1530mぐらいのようだ。期待していた通りの風景が広がる。

中倉山頂上
稜線上の1本ブナ

1本ブナ  風はあるものの、思ったほどの寒さではない。

 お腹が空いたと言っていたメンバーも、この稜線に出て、さらにさらに先へと進みたくなってしまったようで、もう少し東へ進んで行く。

 先ほど下から見えた1本ブナが立っていた。



 このアルプスのような稜線上に立つと、不思議な感覚を覚える。南側は穏やかな緑の斜面。北側はなんとも胸が詰まるような荒々しい松木渓谷が望める。陰と陽の景色だ。

緩やかな南側斜面
松木渓谷

岩稜を超える  飽きることのない景色を見ながら、さらに先へと、岩稜を超えて、次の1539のピークに向かう。ここから先、見えているピークまでと、お腹の空いたことを忘れた元気な3人が向かう。

 私とHさんは1本ブナの近くのアカヤシオ群生地に戻り、お先に失礼してランチタイムをとることにする。

1539ピークから次のピークへ
中倉山に戻る

アカヤシオの群生地  斜面のアカヤシオはほとんど終わっていたが、それでも、少しだけ残っているピンクが可愛い。

 風も当らず、ポカポカな斜面に座って30分もすると、3人は戻ってきた。沢入山までは遠い。今度は、言い出しっぺさんと、朝早く入って、ぜひ沢入山まで行ってください。(^^)/

緩やかな稜線

リンドウ  気が付けば、怨念はすっかりどこかへ消えてしまったのか、空には雲より青空が広がってきていた。

 沢入山まで行かれたのだろう男女2人の登山者が、下って行った。尾根コースを行くようだ。

 ゆっくりと休憩した後、我々も下山にかかる。

 稜線から少し下った、先ほどの広い場所で、お茶タイムということで、まったりし、あとはひたすらジグザグの滑る道を登山口まで下る。

 林道に出ると、青空で向かいの山の稜線もくっきり。行きには気が付かなかったヤマツツジが斜面にポツポツと見えて、緑とのコントラストが鮮やかだ。こんな綺麗なところにもシカの死骸が、自然に朽ち果てようといていた。
ヤマツツジ 林道歩き


 銅親水公園に着くと、野外卓で、またもやお茶タイム。コーヒー、紅茶でまったりしていると、この日この山に入った最後の登山者が下山してきた。

 あれこれ迷わず、行きたいを通した、自己中パワーが吉と出た、楽しい山行になった。そして、この山、また行きたい大好きな山の一つになった。


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