浅草岳〜鬼ヶ面山

2014年7月2日(

浅草岳山頂から北岳〜鬼ヶ面山

浅草岳  あさくさだけ 1585.5m 新潟県 2名
北岳  きただけ 1452m
鬼ヶ面山  おにがつらやま 1465.1m
南岳  みなみだけ 1388m
参考
歩行時間
 7時間5分
参考
マップタイム
 田子倉登山口→50→大久保の水場→50→田子倉眺メ→40→鬼ヶ面眺メ→1:10→浅草岳→20→前岳→30→北岳→50→鬼ヶ面山→45→南岳→40→マイクロ中継局→30→六十里越登山口
歩行時間  7時間50分
コースタイム  田子倉登山口→50→大久保の水場→40→田子倉眺メ→35→剣ヶ峰→5→鬼ヶ面眺メ→1:40→浅草岳→15→前岳→1:20→北岳→30→鬼ヶ面山→35→南岳→40→マイクロ中継局→40→六十里越登山口


 「明日行くけど、行きませんよね。。。」
 自己中隊長から挑発的な(笑)メールが入ったのは、夜10時過ぎだった。梅雨の合間の、なんだかいい天気になりそうな2日間なのだそうだ。

 このところの雨で2週とも山行はボツになり、そろそろどこかに行きたいとは思っていたのだが、あまりにも急なお誘いで他のメンバーは、都合がつかないらしい。浅草岳には昨年行ったので、もし同じコースなら迷わず不参加なのだが、今回は鬼ヶ面山を通るコースを行くという。鬼ヶ面山付近のヒメサユリは浅草岳よりはるかに見応えあると聞いている。しかしまた、このコースはアップダウンもあり、長くてキツイ。

 一応、ウダウダと迷ってはみたものの、やっぱり、行きませんよねと言われれば、行きますよと答えるのが当然の成り行き・・・。(^^;)

田子倉駐車場からの浅草岳  前泊は田子倉登山口でテント泊の予定が、無料休憩所が使えた。

 同じく前泊して、翌日、守門岳にも登るというソロの男性と一緒になった。1週間ぐらいあちこちの山を登っては家に戻るといった寅さんのような方で、風邪気味で調子が悪いと言いつつ、やはり周回して、六十里越からは車道8kmを2時間歩いて、田子倉に戻る予定だという。10時間コースになる。w(゚o゚)w オオー!

 翌朝は青空が広がり、前方にくっきりと、まだ雪渓の残る浅草岳が見えている。けっこう遠い・・・。

 朝5時、歩き始める。只見線の線路を超えて反対側の広い駐車場の奥にある登山口に向かう。前後して他に2人の登山者も出発した。

 草が濡れて、ぬかるんだ沢沿いの道を進んで行くと、まもなく大久保沢の水場になる。ここからは沢と別れ、樹林の中をしばらく登る。ギンリョウソウが目に付く。イワカガミやショウジョウバカマは終わっていた。


田子倉登山口 大久保沢の水場
田子倉登山口

大久保沢の水場


 田子倉眺メで小休止して簡単に朝食をとる。只見湖はガスに隠れている。

 剣ヶ峰からは雲海の中にふわりと浮かぶ、荒沢岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳などの山並みが見えた。

 剣ヶ峰のすぐ先の鬼ヶ面眺メからは、下山予定の北岳(ムジナ沢カッチ)から鬼ヶ面山、南岳への稜線が見える。かなりのアップダウンがありそうだ。そして、この鬼ヶ面方面の眺めもさることながら、大岩の向こうの、まだまだ遠い浅草岳の眺めも良い。


剣ヶ峰から雲海を見る 鬼ヶ面眺メからの浅草岳
剣ヶ峰

鬼ヶ面眺メから浅草岳


北岳〜鬼ヶ面山〜南岳の稜線>
北岳〜鬼ヶ面山〜南岳の稜線


急な登り  鬼ヶ面眺メを過ぎたあたりから、ヒメサユリが1本、2本と見られるようになる。他にも、ヤマツツジ、ウラジロヨウラク、アカモノ、ゴゼンタチバナ、イワカガミ、シャクナゲ、マイズルソウ、タニウツギなどが咲いている。

 登山道はだんだん急になり、濡れて滑る歩きにくい岩場も連続する。体調によってはピストンになる予定だが、この道を下るのは嫌だ・・・。



 予定を大幅にオーバーして、隊長に遅れること30分、やっと浅草岳山頂に到着した。
山頂手前のヒメサユリ 浅草岳山頂
山頂から只見湖  いつの間にか雲海は消え、山頂からは只見湖が見えている。

 前岳から雪渓を渡ってくる人たちの姿が見える。やはりネズモチから来る人が圧倒的に多そうだ。

 9時を回ったところだが、軽くお昼(?)とし、この季節、雷も怖いし、先も長いので、早々に下る。
ネズモチ平との分岐  木道の両側にも昨年はまだまだだったヒメサユリがだいぶ咲いている。イワカガミやミツバオウレンの数も多い。

 雪渓を渡り、ネズモチ平との分岐を北へ登って行く。ゴゼンタチバナが両脇にカーペットのように密集して咲いている。

 左手には、朝登ってきた中先尾根がずいぶんと険しく見える。



中先尾根と只見湖
中先尾根と只見湖



北岳〜鬼ヶ面山方面
北岳〜鬼ヶ面山方面


北岳  北岳への登りはキツイ。見た目のなだらかさと違い、頂上直下は、あら、垂直? と感じるほどだった。

 バテバテで北岳山頂に着くと、ヤブ漕ぎでフラフラと遊んでいた(笑)隊長もへばって座り込んでいた。それでも、お得意のリンゴを剥こうとしていたが、2度も転がしては拾いに行っていた。(^^;)


北岳山頂から浅草岳 
北岳山頂から浅草岳を振り返る



鬼ヶ面山方面
鬼ヶ面山方面



ヒメサユリロード



ヒメサユリロード
ヒメサユリロード



鬼ヶ面山山頂  リンゴをいただき、少し回復した私と、なぜか簡単にすっかり回復したという隊長、ヒメサユリロードを快適に歩く。

 鬼ヶ面山山頂には三角点があるが、何等か、屈んで確認する気力がない。狭くて、虫がブンブンと飛び回っていて煩わしいので先へ進む。

 南岳への緩い登りを頑張れば、あとはほとんど下りだけになる。


隊長撮影。南岳手前の尾根道
南岳手前の快適な尾根道(by隊長)


マイクロ中継局  鉄塔を通り過ぎ、大きな反射板のついたマイクロ中継局を過ぎると、木陰で男性が一人休んでいた。

 かなり疲労しているようで、ヒメサユリの写真を撮るのに、北岳までのつもりが浅草岳まで行ってバテてしまったという。この日、このコースをピストンした人は3人だけだったようだ。
六十里越登山口駐車場  天気が良すぎて水もギリギリ。下山口近くの沢の水は命の水だった。

 一足先に降りた隊長はデポした自転車で田子倉登山口まで8kmほどを車を取りに戻った。・・・はずが自転車も荷物もそのままになっている。きっと親切な車に乗せてもらえたのだろう。

 日蔭を探して待つこと、1時間近く。ずいぶん時間がかかっている。六十里越駐車場に残っている車は1台だけだ。

 やがて、その残った1台の車の持ち主を同乗させて、隊長が戻ってきた。その男性、六十里越から登り、バテてしまったので、田子倉に降りたものの、携帯の電波が通じずタクシーも呼べず、やむなく車道を歩いて六十里越まで戻るところだったのだそうだ。

 隊長、曰く、自転車の後輪の空気が抜けていたので、ランニングで行ってきました・・・と。w(゚o゚)w オオー!

 お疲れ様でした〜。m(__)m



ヒメサユリ

ツバメオモト

オノエラン

シラネアオイ

ベニサラサドウダン

ウスユキソウ




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