流石山〜大倉山

2014年7月15日(



流石山  ながれいしやま 1812.6m
 栃木県 福島県 3名
大倉山  おおくらやま 1885m 栃木県 福島県
参考
歩行時間
 5時間50分
参考
マップタイム
 駐車場→20→鏡ヶ沼西側分岐→30→大峠→1:20→流石山→1:15→大倉山→1:00→流石山→50→大峠→20→鏡ヶ沼西側分岐→15→駐車場
歩行時間  5時間15分
コースタイム  駐車場→20→鏡ヶ沼西側分岐→30→大峠→1:10→流石山→55→大倉山→1:00→流石山→40→大峠→25→鏡ヶ沼西側分岐→15→駐車場


 隊長の「キスゲ、今年は裏」と言う言葉にも動じることなく、今回は、自己中隊の大御所が加わり、ずっと行きたいと思っていた流石山に行けることになった。

 観音沼の綺麗なトイレをお借りし、さらに林道を進み10台ほどの駐車スペースに空きを見つけ、なんとか駐車できて、入山は、10時40分。朝いちで入りたいという大御所のお言葉だったが、前泊しないとこれが精いっぱいの時間だ。m(__)m

 東武さん、日光線、せめて、もう1時間くらい早い快速電車、出してくれると嬉しいんだけど・・・。(#^^#)

林道終点  ともかく、身支度を整え、しっとりとした林の中を歩き始める。しばらくは広い道が続き、鏡ヶ沼西側分岐を過ぎると、細く、張り出した根っこで歩きにくい登山道になる。

 やがて、突然のように、大峠に出る。お地蔵様が2体が見守る山間の四つ角だ。2001年、三斗小屋温泉から、三本槍岳に向かった時、クマが出没した云々のあったところだ。これから向かうこんもりとした斜面に黄色がポツポツと見える。
鏡ヶ池西側分岐 大峠から流石山方面 

 「裏年」のキスゲの草原を少しずつ高度を上げて行く。隊長はかなり上をスイスイと登り、振り返ると、大御所は余裕で、周囲の景色を写真に収めている。

 三本槍岳への登山道はかなりの急登に見える。南月山の手前、緑の稜線から茶臼岳の頭が覗き、沼原の調整池が空中に浮かぶように見えるようになる。ずっと北側に目を転ずると、形のいい旭岳(赤崩山)がひときわ存在感がある。

南月山方面
旭岳
斜面のキスゲ

 その爽快な景色を楽しみながらゆっくり登っていくと、流石山の手前で、隊長が腰を下ろし、おにぎりを頬張っていた。「遅い、待ちくたびれた、お腹空いた」・・・自己中隊長だから。(^^;)

 12時は回っているし、確かにお腹は空いた。じゃあと、私も腰を下ろし、お昼のパンをかじる。・・・自己中隊員だし。(^^ゞ

 ソロの男性が登ってきて「元気で歩いています」との大御所から頼まれたという伝言をくれた。その大御所はパンを1個食べ終わるころ、確かに元気でやってきた。
流石山へ

 大御所のお昼休憩はそのまま流石山の山頂まで行ってとるということで、先に進む。

 流石山山頂は広くはないが、風が通る。タイムリミットを14:00に決めて、隊長はあそこまで、と大倉山まで向かう。

 私も、もう少し行けるところまで行ってみようと、前に進む。

 迷うことのない一本道のピストン、各自自由に。こういう歩き方、気楽でいい。


 なだらかな稜線。とても気持ちがいいが、大倉山は遠くに見える。あそこまではとても行けそうにない。

 このあたりにもキスゲはポツポツと咲き、アカモノ、ウラジロヨウラク、ハクサンフウロやゴゼンタチバナ、カラマツソウの白も目立つ。鞍部の草原には小さな沼があり、その先に、沼原の貯水池と深山湖の湖面が光って見える。

 シャクナゲの木も多くなり、白や淡いピンクの花がちょうど良く咲いている。
大倉山へ小沼

シャクナゲの向こうに大倉山  三脚を立てたカメラマンが、キスゲと那須岳のベストショットを狙っていた。

 一番絵になりそうな場所なのかもしれない。このあたりまでで私はよしとしようかなぁ、と思いながら、写真を撮ったりしてみたものの、まだリミットまで時間がある。ならば、登りになる手前で戻ればいいと、もう少し先に進むと、シャクナゲの花の向こうに大倉山が大きく、そして、登っている隊長が小さく見える。
大倉山山頂  時間はあと10分ほど。絶対上までは無理だろうと思いながらも登り始めていた。タイムリミットがあるからこそ、余計、時間までは前に進もうという気になったのかもしれない。

 あ〜、ちょうど14:00と立ち止まったとき、隊長が降りてきた。「あと2分で着くよ」と。

 俄然元気が出て到達した大倉山は、展望もない狭い山頂だったが、はるか遠くに見えたこの山頂に立ったことに我ながら感激。証拠写真を撮ると、急いで引き返す。

なだらかな稜線 
シャクナゲと茶臼岳
キスゲと三倉山
 小沼の鞍部からは流石山が随分高く聳えて見え、なだらかに見えた稜線も、戻るときはかなりの登りに感じる。その稜線をこちらに向かって下りながら手を振る大御所の姿が見えた。

 今回は、私の時間に合わせいただいたため、慌ただしい山行になったが、朝いちばんでの入山なら、バイタリティーの塊のような大御所のこと、持久力は桁違いなので、間違いなく三倉山まで行っていたことだろう。

 3人合流して、流石山山頂で小休止して一息入れると、大峠に向かって下る。



大峠へ下る  「裏年のキスゲ」の草原を下って、大峠に着くと、ここからはまた樹林の中を歩く。

 来た時と平行している登山道を、沢の音を聞きながら駐車場に向かって歩く。

 一里塚(行きにあったっけ?)を過ぎると、まもなく、鏡ヶ沼西側分岐に出る。
一里塚  下山に感じる、こんなに長かったっけ、を今回も感じながら、やっと駐車場に戻ると、隊長がお湯を沸かしてくれ、しばしのお茶タイムになった。何しろ、隊長お茶好きだから・・・。(^^)

 長年の行きたいが、またまた一つ、叶えられた。今度は、キスゲの表の年に。そうそう、ここは秋も良さそうだ。(*^^)v



ハクサンフウロ

シモツケ

カラマツソウ

ウサギギク

オニアザミ

マルバシモツケ

ウスユキソウ

アカモノ





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