雲取山〜鷹ノ巣山

2014年11月4日()〜5日(水)



雲取山  くもとりやま 2017.1m 東京都 3名
七ッ石山  ななついしやま 1757.3m 東京都
鷹ノ巣山  たかのすやま 1736.6m 東京都
六ッ石山  むついしやま 1478.8m 東京都
バス  西東京バス 「水根」→「鴨沢」
参考
歩行時間
 1日目: 5時間20分
 2日目: 6時間30分
参考
コースタイム
 1日目:
 鴨沢→2:15→堂所→1:30→ブナ坂→40→奥多摩小屋→55→雲取山
 2日目:
 雲取山→35→奥多摩小屋→20→ブナ坂→20→七ッ石山→1:20→鷹ノ巣山避難小屋→35→鷹ノ巣山→1:30→六ッ石山分岐→40→トオノクボ→1:10→水根
歩行時間  1日目: 5時間45分
 2日目: 6時間50分
コースタイム  1日目:
 鴨沢→2:20→堂所→1:25→ブナ坂→35→水場入口→水場往復10→1:15→雲取山
 2日目:
 雲取山→45→奥多摩小屋→25→ブナ坂→20→七ッ石山→1:30→鷹ノ巣山避難小屋→30→鷹ノ巣山→1:40→六ッ石山→25→トオノクボ→1:15→水根


 1日目

 雨マークのついた6日を避け、4〜5日で雲取山〜鷹ノ巣山〜六石山の縦走をすることになった。

 水根からバスに乗り、鴨沢の登山口から歩き始める。冬用のシュラフは大きくて重い。食糧も軽いものばかりにするが、それでも当然、ザック全体がいつもより重い。

 堂所のすぐ先の広い場所で、早めのお昼休憩をとる。

 大学生ぐらいのグループがそれぞれテント泊装備の大きなザックで軽々と楽しそうに下山していく。

 堂所を過ぎたあたりからの紅葉はちょうどいい頃で、赤や黄色が美しい。

 木々の間からは、雪を被った富士山が見える。 
堂所付近からの富士山(隊長撮影)

紅葉
紅葉

 天気がいいので七ッ石山にも寄りたいところだが、明日も晴れの予報で、山頂を通り縦走していくこともあり、今日は巻き道を行く。

 ブナ坂に出ると、広い縦走路が続く。カラマツの黄葉はすでに終盤だ。

ブナ坂からの尾根道
奥多摩小屋前の水場入口

水場  雲取山の避難小屋には水場がないため、奥多摩小屋のところの水場で水を調達する。

 南に、5分ほど下ると、細いが勢いよく流れ落ちる水場がある。親切にジョウゴが置いてある。

 プラス2kgの重さは堪える。(>_<)
 隊長は2人分、4kgを担ぎ、スイスイと歩いて行く。
小雲取山手前の登り  奥多摩小屋を過ぎた最初のピークは巻き道を行く。富田新道への道を分け、小雲取山の登りになると、キツくて足が止まる。

 なんとか登りきると、前方に、避難小屋が見えてきた。そして、雲取山への最後の登りをやっとのことでクリアし、避難小屋に入る。
避難小屋が見えてきた
避難小屋から来た道を振り返る

雲取山避難小屋(隊長撮影)  避難小屋は予想以上の混雑。奥の方に場所を確保し、夕景を見るため外に出ると、オレンジ色の空の中に、美しい富士山が見えていた。

 山頂で会った男性は、これから富田新道を、日原に下ると言う。当然、真っ暗な中を歩くことになるのだが、余裕で(?)カップラーメンを食べていた。

山頂からの富士山

 陽が沈むと、あっという間に暗くなる。東京の夜景が綺麗に見える。手前にあるポツンとした灯りは、登山者のヘッドランプのようだ。

山頂から見える東京の夜景

 カレーにチキン、ベーコン、洋ナシのデザートと、たっぷりの夕食を済ませた頃、3人のパーティーが入ってきた。この日の宿泊者は、15人となった。

 食後は、すぐにシュラフに潜り込む。予想したほど寒くなく、早めに眠りに入った。

 避難小屋の扉は二重になっている。その戸が、何度か開いたり、閉まったりする音や、あっちこっちで、大きなイビキ、小さな寝息が聞こえ、それがだんだん慣れて、夢うつつの中、バタバタとした音で目が覚めた。こんなに早く出発する人がいるのだろうか、と思ったが、様子が違う。

 雲取山荘に宿泊予定のご夫婦が道に迷い、この避難小屋にたどり着いたのだった。入山した時間も遅く、暗くなってしまって方向がわからなくなったようだ。それに気が付いた登山者たちが、シュラフなど当然持っていないおふたりに、自分たちの持ち物をあれこれ提供して、少しでも寒さを凌げるようにしていたのだ。何はともあれ、無事に避難小屋にたどり着いてよかった。






 2日目



 朝、目覚めると、外はガスで真っ白との声がする。それでも、丹波山方面に下るという男性が出発して行き、数人が相次いで小屋を去り、昨夜のご夫婦も小屋に残った登山者に丁寧に挨拶をして出て行った。

 私たちも、軽く朝食をとり、出かける準備をする。窓を開けると、ガスは少し晴れたようで、小屋の前のカラマツは霧氷の華を咲かせていたが、荷物の整理をして外へ出ると、霧氷はすでに融けてしまい、みぞれのように、ハラハラと落ちて、頬に冷たく当たった。

雲取山山頂

原三角点  避難小屋前の温度計は、ちょうど0度。周囲を見ると、霜が降りた様子が見える。

 山頂へ立つと、富士山が、そしてその西側には飛龍山から続く尾根だろうか、まるで大きな船のように雲海の上に浮かんでいる。

 今では日本で3つしか確認されていない原三角点にタッチ、3人で記念撮影をして、山頂を後にする。

山頂から雲海と山々

縦走路をブナ坂まで戻る  昨日登って来た道を下り、頭にガスがかかった七ッ石山を目指す。

 ブナ坂からゆっくりと登って行く。そういえば、最初に雲取山に来たときも、こんなガスの中を、七ッ石山に向かった。今回も展望は期待できない。
七ッ石山山頂  七ッ石山山頂には、3人の女性パーティーが休んでいた。少し休んで、温かいお茶を飲み、パンを一口お腹に入れる。

 ここからまずは鷹ノ巣山の避難小屋を目指す。

 荷物は重いし、高丸山や日陰名栗峰にはいちいち登っていられない。(笑)

 ガスって展望もないことを口実にし、ずっと巻き道を行く。
尾根道と巻き道  何ヶ所か、尾根道と巻き道が交わるところがあるが、初志貫徹、落ち葉を踏みながらサクサクと歩きやすい巻き道を進む。

 ほぼ終わった紅葉がところどころ残っている。
木々の間から、鷹ノ巣山の山頂が見える。
名残の紅葉 鷹ノ巣山の頂上が見える
鷹ノ巣山避難小屋  鷹ノ巣山の避難小屋前で、お昼休憩になる。中を覗くと、雲取山の避難小屋よりは少し狭いようだが、快適そうだ。トイレも、雲取山のそれよりは、はるかに綺麗に維持されている。

 味噌煮込みうどんと、残ったアルファ米を煮汁に入れた雑炊で、温かく美味しく空腹を満たした。
鷹ノ巣山山頂  鷹ノ巣山山頂もやはり、ガスの中だった。ここから石尾根を奥多摩駅方面に向かってさらに下る。

 けっこうな急坂をクネクネと下って行くと、前方からいい感じのペースで登ってくる登山者がいた。

 昨日も今朝も富士山が見える天気だったが、今日、明日はちょっと残念な天気になってしまった。  そんな挨拶を交わすと、「また来る口実ができましたから。今回は、この幻想的な景色を楽しみます」と言い残し、軽い足取りで登って行かれた。カッコいい〜。(^^)



 六ッ石山分岐まで、この区間は初めて歩くが、一部、急な下りもあるものの、ほとんどが落ち葉の積もった広い尾根道、サクサクの登山道で、快適なコースだ。

 大きな木が、根こそぎ倒れて道を塞いでいた。どんな力が加わったら、こんな風になるんだろう・・・。
登山道に倒れた木
六ッ石山山頂  分岐からは奥多摩駅への縦走路を離れ、六ッ石山に登る。やはりガスっていて展望はない。

 ここからは、ひたすら下ることになる。広い防火帯の下山路も少し紅葉が残る。10年以上も前にこの道を登った時は、この急坂でアキレス腱が伸びっぱなしだった。トオノクボからの植林の下りもかなり急だ。ここを登ったと言うと、「凄いじゃん」と隊長に褒められた。(^m^)
防火帯の下り トオノクボ
神社  急坂を下りたところでしばらく休憩し、もう一頑張り、さらにあと500mは下る。

 神社の赤い鳥居が見え、民家の屋根が見えてくると、奥多摩湖の光る湖面も目に入ってきた。

 最後の林道がやけに長く感じられた。(>_<)
水根の集落 奥多摩湖




2001年12月11日の六ッ石山のページへ

2002年10月22〜23日の雲取山〜七ッ石山のページへ

2011年11月27〜28日の雲取山〜七ッ石山のページへ

2008年11月2日の鷹ノ巣山〜倉戸山のページへ

2013年9月1日の鷹ノ巣山〜倉戸山のページへ



黒滝山のページに戻ります。 下権現堂山のページに行きます。

山歩き・里歩きの目次に戻ります。 ホームページに戻ります。