流石山

2015年7月11日(



流石山  ながれいしやま 1812.6m 福島県 4名 上滝乃湯
歩行時間  7時間35分
コースタイム  大峠P→20→鏡ヶ沼西側分岐→30→大峠→1:15→流石山→30→1792P→15→1831P→50→流石山→50→大峠→1:45→三本槍岳・鏡ヶ沼分岐→20→鏡ヶ沼東側分岐→15→鏡ヶ沼→30→鏡ヶ沼西側分岐→15→大峠P


大峠  昨年のキスゲは裏年。今年は一昨年(2013年)並みの絨毯が見られるかもということで、この日、と狙って行くことになった。

 大峠の駐車スペースの空きは最後の2台。それもすぐに埋まってしまったが、車高の高い車が入れる、この先の駐車スペースに停まっている車は1台だけだった。

 林道から登山道に入ると、来週の山開きのためか、両脇の笹が刈り取られ、歩きやすい。

 樹林の中を行き、パッと出たところが大峠。真っ青な空には雲一つもない。

 さて、斜面のキスゲはどうだろう? 黄色の絨毯には見えないが・・・。

 登って行くに連れ、キスゲの花が目立ってきた。一昨年ほどではないが、昨年よりは多いといった感じだろうか。何より、直前まで雨が続き、ほんとに晴れるのかと疑いたくなるような毎日だったのだから、この文句なしの青空の下のお花畑は最高!

 キスゲのほかには、シモツケ、マルバシモツケ、ウラジロヨウラク、ウスユキソウ、ハクサンフウロ、ウサギギク、ミヤマカラマツ、オニアザミ、ハナチダケサシ(?)などが目立つ。

流石山への登り
ニッコウキスゲ

流石山山頂  流石山山頂から、さらに先に進む。

 2人は大倉山、隊長は五葉の泉まで行くと言う。朝が早く、あまり食欲がなかったので、ここにきて猛烈にお腹が空いてきた。1792Pでお稲荷さんをパクリ。酢加減がちょうど良く美味しい。

 この辺りになると、コバイケイソウが目立つ。今年はどこもコバイケイソウが豊作と聞くが、こちらもそんな様子だ。ほかには、ハクサンイチゲ、ゴゼンタチバナ、ウツボグサなどもある。

大倉山〜三倉山の稜線
正面は茶臼岳

 少しだけ雲が出てきて、その影が山の上を流れて行くが、その先の大倉山から三倉山へ続く稜線もくっきりと見えるのは変わらない。それは、けっこう遠くに感じる。

 北側には、茶臼岳をはじめとする那須連山、中腹には三斗小屋、沼原や深山湖もよく見えている。

大倉山方面
左下に深山湖
旭岳方面

五葉の泉  神秘的な五葉の泉を見て戻るつもりだったが、もう少し先のピークまで行くことにする。

 1831P辺りはシャクナゲが多く、花の終わっているものもあるが、まだまだ見頃もある。

 正面に大倉山を見て、ここから引き返すことにする。

五葉の泉と流石山方面
正面は大倉山

 再び大峠に向かって稜線を戻る。

 流石山の狭い山頂には休憩の登山者で満員状態だった。
流石山方面に戻る

 大倉山まで行った2人も戻り、4人全員合流して、花畑の斜面に腰を掛けてお昼休憩にする。日差しは暑く、遮るものはないが、風が涼しいので、苦にはならない。ただ、すぐそばのグループが焼肉(?)の美味しそうな煙をまき散らしているのは、粗末なランチをしている登山者にとっては犯罪に近い行為だった。(笑)

 この時、足にショッキングピンクのテーピングをした、トレランのお兄さんが下山してきて、私たちの前を下りて行った。

 あら〜、さっきお会いしたような・・・と思わずつぶやくと、「2周目です」という言葉が返ってきた。朝、大峠から登りはじめた時、下山してきた彼に会ったのだ。いろんな大会にも出ているということで、私たちがのんびり稜線歩きをしている間に、車道を走り、また、三倉山登山口から、唐沢山〜三倉山〜大倉山〜流石山と繋いで、この50kmほどの周回の2回目の下山をしているのだ。w(゚o゚)w オオー!


 さて、この後は、大峠に下り、目の前にどーんと聳える三本槍岳に登って行くことになった。今日はもうここまで十分歩いたので、私はここでゆっくりして、先に駐車場に帰っていようかと考えた。それを口にすると、KNさんの強烈な一言が・・・。(^^;)

 「今まで、行って後悔したことは一度もないって言ってたよね」

 あら〜ん、そうきたか〜。返す言葉なし。四の五の言わずにレッツゴー!。 (^^)/

流石山方面  毎度のことだが、一歩ずつ歩いていれば、必ず目的地には着くもので、三本槍岳への登りも、入ってみれば、見ていたほどは急というほどではなく、逆に、後にある流石山への登りのほうが、急に見えたりする。

 だからと言って、この登り返し、苦しくないわけはなく、十分苦しみながら、少しずつ高度を上げる。

 随分前に、三斗小屋から大峠経由で三本槍岳に向けてここを登っているが、その時とかなり印象が違う。
流石山〜三倉山方面  特になんでもない標柱のあるピークに着くと、流石山から大倉〜三倉の稜線は目の下になっていた。

 北には、須立山〜旭岳の稜線が、そして下を見ると、エメラルドグリーンの鏡ヶ沼が見えている。

 三本槍岳と須立山の分岐に向かう登山道では、ハナイカリ、オノエランに会えた。オミナエシ(多分)の黄色い花も多い。

旭岳方面

 やっと分岐に着くと、腰を降ろして、ゆっくりお茶を飲みながら、すでに三本槍岳までのピストンに向かった隊長とKNさんを待つ。分岐から少し先へ抜けると、正面に緩やかな三本槍岳が見える。KNさんは、一人、大倉山と三本槍岳のピークも制覇した。歩きだす前は、翌日の筑波山の予定もあるから、体力温存するんだ、とか言っていたのにねぇ。(^^;)

三本槍岳・須立山分岐 三本槍岳
 2人はあっという間に戻ってきた。

 ここから、須立山方面に下る道は、背丈以上の草木の間を潜り、足元を確認しながら進む。途中開けたところでは、鏡ヶ沼がよく見える。

鏡ヶ沼

須立山分岐  鏡ケ沼への登山道は、歩きにくい。急で滑るえぐれた道で、ロープや、木の枝、根っこをつかみながら下る。

 鏡ヶ沼の湖畔の木の上にある白いものは、カエルの卵だろうか?

 静かな湖畔でしばしの撮影タイムの後は駐車場に戻る。草原の間の刈り込まれている道はずっと続くわけではなく、ゴロ石の歩きにくい道もあり、長く感じた。

鏡ヶ沼

ウスユキソウ ウサギギク
シュロソウ アカモノ
? オノエラン



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