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しょうじくぼの頭〜ヤシンタイノ頭を過ぎ、有間山に向かう途中で、お父さんと子供さんの二人連れに会う。
この日、下山までにあった登山者は、同じ方向に進んだご夫婦とこの親子だけだった。 |
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橋立ノ頭に着く。有間山の立派な山頂標識が立っていた。有間山も、蕨山もその一帯の総称で、標識の立つピーク、三角点のあるピーク、最高地点のピークなどとそれぞれ異なっている。
先ほどのご夫婦が、風を避けた場所でお昼休憩中だった。私もここでお昼にする。 |
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ご夫婦は、タタラノ頭まで行かないで、このまま蕨山方面に向かっていった。
こんなに立派な山頂標識があることだし、ここまでで十分。「私も行きませ〜ん」とは言ったものの、お昼を食べたらちょっと元気と欲が出て、もう一頑張りすることにした。 |
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タタラノ頭までの道は、今までの尾根と打って変わってとても歩きやすい。
タタラノ頭には、有間山の標識はなかった。代わりに、ここまでのコース上にあったような手書きの標識が木に掛けられていた。三等三角点は、頭が欠けていた。周囲は雑木に囲まれている。 |
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バスの時間も気になるので、すぐに橋立ノ頭に戻り、蕨山方面に向かう。直下は急坂の下りに雪が付いていて滑りそうだ。慎重に下ると、あとは、緩やかな歩きやすい道になる。
林道の出合(逆川乗越)にあるあずまやで、ツーリングの2人が休んでいた。 |
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広い緩やかなトレイル。あっという間に蕨山の分岐に着いた。ここが蕨山原点とある。
あれれ? 蕨山最高点に気が付かないで来てしまった。(^^;)
200mでも戻る気になれず、300mの山頂標識のある展望台も省略し、名郷に向けて下る。 |
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ここも急な下りで始まる。中途半端な雪で緊張する。そのあとは、岩場が続く。もう少ししたら、イワウチワやアカヤシオが見られるこのコースも、今はただ黙々と下るだけだ。
周囲が雑木から植林に変わり、丸太の橋を渡ると林道に出る。 |
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予想以上に早く下山でき、1本早いのに乗れそうとスピードアップしたが、バスは今、出たばかりと、トイレ掃除の女性が言われた。それでもこの時間帯は1時間に3本。10数分待つだけだ。
しばらくぶりで来た名郷、バス停の位置が変わり、綺麗なベンチが並んで待ちやすくなっていた。 |