雁坂峠

2016年12月3日()〜4日(

地蔵岩

雁坂峠  かりさかとうげ 2082m 埼玉県 4名
歩行時間  1日目: 2時間45分

 2日目: 6時間20分
コースタイム  1日目:

 黒文字橋登山口→1:05→岩道場→1:05→突出峠→35→樺避難小屋


 2日目:

 樺避難小屋→2:10→雁坂小屋→20→雁坂峠→35→雁坂小屋→1:10→地蔵岩→30→樺避難小屋→20→突出峠→25→岩道場→50→川又登山口


 1日目

樺避難小屋  昨年に引き続き、今年も樺避難小屋泊で雁坂峠をピストンすることに決まった。

 登山口も昨年と同じ、黒文字橋から歩き始める。昨年より10日ほど遅いだけなのに、木々はすっかり葉を落として、山はすでに初冬の色合いになっている。

 樺避難小屋の前にも、少し雪が残っていた。
水場  小屋に入ってザックを置くと、水場当番と薪集め当番に分かれて行動開始だ。

 私たちは10分ほど下った水場に行く。上から見ていると沢は完全に枯れていて、水があるように見えない。最悪、雁坂小屋手前の水場まで行かなくてはならないのかとも思ったが、さらに下っていくと、ポタリポタリとわずかに滴のように落ちているのが見えた。それでも、ほんの数滴ずつしか溜めることができない量だ。

 気の遠くなるほどの時間がかかりそうと思っていると、何かと荷物の多いK隊長、持ってきたパイプを使って上手く水場を作った。素晴らしい!

 これで、苦労することなく、水を汲むことができるようになった。(^^)v
宴会開始  小屋に戻ると、宴会準備を始める。

 ストーブの上で、煮たり焼いたり。ふろふき大根が食べたい、焼き鳥も、などと、やたらと注文も多かったが、豪華なご馳走が並び、2時過ぎには、ビールだ、ワインだと盛り上がってきた。

 今回は、あとからご夫婦(?)が来られ、6人での宿泊となった。6時前からシュラフに潜り込み、7時にはみな完全に眠ってしまったようだ。空には、いっぱいの星が大きく輝いて見えていた。




 2日目

 翌朝は、5時過ぎに起床・・・というより、なぜか急にやる気を出した隊長に起こされた。朝はのんびり、とか言っていたのに、天気がいいからまずは出かけようと言い出す。(^^;)

 シュラフも衣類もすっかり燻製になっていたが、ストーブのお蔭で暖かい夜だった。もっとも、この日は、外気温も高めだったようで、朝方もそれほど冷え込むことはなかった。荷物はそのままに、6時前に小屋を出る。

 空がだんだん明るくなって、トキ色に染まる。東に形のいい山が見えてきた。武甲山かな?

武甲山

沢を渡る  まだ暗く、ヘッデンの灯りを頼りに、急坂を登る。空腹もあって、体はまだ眠っていて動かない。(>_<)

 「やる気がない歩きだ〜」って。「いえいえ、これでも全力投球です!(-"-)」

 周囲が明るくなるころ、登山道には雪が見え始めた。滑らないようにと気を付けて歩く。童心の大人たち、テンションが上がり、けっこう喜んでいる。
雁坂峠  雁坂小屋に着くと、昨晩はここに泊まったという女性2人が川又に下山するところだった。すでに小屋閉めされた雁坂小屋は避難小屋として使うことができる。

 小屋から、雁坂峠に向かう。峠に立つと・・・見えた〜。期待通りの富士山だ!

 昨年はガスっていて、周囲は見えなかったが、今回は最高の展望だ。

雁坂峠からの富士山

富士山を見る 朝ごはん
稜線を水晶山方面へ  雁坂峠のベンチで、富士山を見ながらの朝ごはん。風もなく、暖かい。

 笹平避難小屋に泊まったという男性が一人ここから西沢渓谷に下るという。笹平避難小屋はダルマストーブがある暖かい避難小屋、そちらも良さそうだ。

 ゆっくり休んだあとは、水晶山方面に向かい、分岐から周回して雁坂小屋に戻る。
地蔵岩  雁坂小屋からは来た道を戻る。

 途中、前回はスルーした地蔵岩に寄る。登山道から往復で10分もかからないところにある好展望の岩からは、西側に赤沢山〜白泰山の連なりが、北には見慣れない普段とは違った形の浅間山(多分)が見えていた。

地蔵岩からの展望


 樺避難小屋に戻り、ベーコンとチーズを入れた暖かいリゾットでお昼を済ませる。荷物を整理して、十分の薪を補充し、掃除をすると、お世話になった小屋を後にする。

 岩道場まで下ると、黒文字橋には隊長だけが下り、私たちは川又の登山口まで歩く。

 昭文社の地図には、黒文字橋への分岐が岩道場(雁道場)と表記されているが、本来の雁道場は、この分岐から3分ほど下ったところのようだ。ここも、ちょっと広くなってるかなという程度で、案内がなければ特にこれといった特徴のない場所で、それと気づかず通り過ぎてしまいそうだ。

雁道場 雁道場の由来


 さらに下ったところに、「水の本(水元)」という場所がある。避難小屋があったようだ。ポツンと一つ、石仏があるが、取れた首の代わりに、置かれたのだろうか、頭くらいの大きさの石が狐の頭のように見えた。

水の本の由来 石仏
川又登山口  時間的にはそれほどでもないのだが、ダラダラと続く長い下りの後、石段の登山口から140号に出る。

 川又バス停までは、この車道を20分ほど歩くことになるのだが、黒文字橋に先に下山した隊長が、ここで待っていてくれた。m(__)m




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