10日目

2011年2月9日(水)

ジャマ・エル・フナ広場

マラケシュ(市内観光: クトゥビアの塔→バヒア宮殿→サアード朝霊廟→マジョレル庭園→旧市街→ジャマ・エル・フナ広場)
電波塔のコウノトリ  マラケシュの市内観光は、クトゥビアの塔の見学から始まる。
 
 このクトゥビアの塔は、高さ77m。12世紀、ムワッヒド朝王ヤクラ・イルマンスールが建設したもので、スペインのヒラルダの塔、ラバトのハサンの塔と並び、世界で最も高く美しい塔と言われ、ムワッヒド朝建築の傑作とされる。夜はライトアップされ、一層美しい。(ページ下の写真)

 この塔へ行く途中の公園にはたわわに実を付けたオレンジの木が植えられ、また電波塔には、コウノトリが巣を作っていた。



 次の見学はバヒア宮殿。19世紀アラウィー朝ハッサン1世の宰相アリ・バハメットの公邸私邸がある。

電波塔のコウノトリ
アトラス杉のアーチ 豪華な天井  4人の正妻と24人の妾がいたというこの宮殿には、その子供たちのための学校もあった。

 妻たちはみな仲が良く、2番目に妻を持つ時には、1番目の妻が了承しなければならない。3人目、4人目も同様で、先の妻たちの承認が必要になる。

 4人の妻にはすべて平等に接し、平等に与えなければならないということで、中庭を挟んで東西南北に4つの同じような部屋を作り住まわせていた。

 しかし、そうは言っても、特にお気に入りの妻はいたそうで、一つの部屋が他の部屋よりもモザイクなど装飾が凝っている。
 何とわかりやすいこと。(^_^;)

 さらに広い中庭の周りには、24人の妾たちの部屋がある。

 分厚い木のドアには猫が通るための丸い穴が開けられていて、やはり猫が大事にされていたことが伺える。


 庭園には様々な花が咲き、一抱えもあるような大きな花が垂れさがっている。上を見ると・・・。お〜、バナナだ。
アトラス杉のアーチ
漆喰装飾の壁
漆喰装飾の壁 豪華な天井
バヒア宮殿の中庭 バナナ
バヒア宮殿の中庭
猫用の抜け穴
猫用の抜け穴 バナナの花

何やら珍しいものが並ぶ店先
珍しいものが並ぶ
アグノウ門 サアード朝霊廟  サアード朝16〜17世紀に造られたサアード朝霊廟は、王朝滅亡後、高い壁に囲まれてしまい、20世紀初頭、ヘリコプターで発見されるまでその存在を誰にも知られなかった。

アグノウ門 サアード朝霊廟

 この霊廟には、サアード朝の王、アフメド・アル・ジマンスールや、その子供たちをはじめとして、王族たちの墓が安置されている。
 すべて右肩を下に横向きで、メッカの方向を見るように埋葬されているそうだ。


サアード朝霊廟の猫
サアード朝霊廟の猫
マジョレル庭園  20世紀初頭、フランス、アール・デコの画家、ジャック・マジョレルが造り、彼の死後、イヴ・サンローランが買い取り、その後は、サンローランの恋人の持ち物となったマジョレル庭園は、ガイドさんのお勧めだった。
 ブルーを基調とした建物と、サボテンや竹林などの美しい庭園だが、それまで、数々のモロッコの素晴らしい遺産を見ているため、この近代的な庭園は、私にはそれほどの感動は与えてくれなかった。

マジョレル庭園
ベン・ユーセフ・マドラサの中庭 ベン・ユーセフ・マドラサの2階  マラケシュ旧市街を散策しながら、次は、16世紀に造られた神学校「ベン・ユーセフ・マドラサ」に向かう。


 小さな扉をくぐると、中央に水盤がある大理石の中庭に出る。周囲には回廊があり、2階へ昇っていくと、かつての寄宿舎だった小さな部屋が幾つも並ぶ。

 ここは20世紀中ごろまで使われていた。

ベン・ユーセフ・マドラサの中庭 ベン・ユーセフ・マドラサの2階
鋳物製品の店 カラフルな旧市街  旧市街(メディナ)には、革製品のスーク、鍛冶屋職人街など、面白い店が並ぶ。幾つも見てきたメディナやスークの中でも、このマラケシュの旧市街はとびきり活気があるように思う。


 ジャマ・エル・フナ広場に出るといったんホテルに戻りランチになる。


 その後、夕食までのフリータイムは、ホテルからジャマ・エル・フナ広場に歩く。
 迷わないように、広場から戻れる範囲まで小さな店巡りをする。
マラケシュ旧市街
ナツメヤシやオレンジの屋台 ジャマ・エル・フナ広場  値段の表示がない。あっても値切って買うのは当然。言葉も通じない。客引きは、「ビンボープライス」と言って寄ってくる。(^_^;)

ジャマ・エル・フナ広場

 結局たいした買物もせず、見たかったライトアップに満足して、再び徒歩でホテルに戻り、夕食のテーブルについた。

 後から聞いた話によると、ツアーの何人かは、シルバー製品と言われ購入したものの、偽物をつかまされたらしい。
ジャマ・エル・フナ広場のライトアップ
クトゥビアの塔
クトゥビアの塔




モロッコ旅行日程表

9日目、ワルザザート〜マラケシュへ 11日目、マラケシュ〜エッサウィラへ

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