12日目

2011年2月11日(金)

ワリディアの入江

エッサウィラ→エルジャディーダ→カサブランカ


シュイソーヤのカフェ  旅はいよいよ終盤。エッサウィラを出てカサブランカに向かう。

 観光地でもなんでもない普通の街、シュイソーヤの小さなカフェで最初の休憩をとる。


 バスは、しばらくは緑色の広い大地を抜ける。ところどころに羊の放たれた石積みの囲いが見える。

シュイソーヤのカフェ
緑の畑地 リン鉱石の工場  もくもくと煙の上がるリン鉱石の工場が見えてくる。どうやら公害の問題も起きているらしい。

緑の畑地 リン鉱石の工場
大西洋  やがて左手に白い波の立つ大西洋が見えてくると、しばらくはその海を眺めながらのドライブになる。


 ワリディアの街のトイレ休憩では、歩いて数分の中州の入江を見てきたという数人が、「すごく綺麗」を連発。急きょ、全員でその入江を見に行くことになった。確かに綺麗な入江だった。(ページトップの写真)

大西洋が見えてくる



海岸  エルジャディーダの街に着くと、海のそばのイビスホテルでのランチになる。魚のフライ、パイ、フルーツサラダ。この辺りにくると、ミントティーは地域によってか、または家庭によってか、多少の違いがあるが、ミントの葉っぱがたっぷり入った香りの強いミントティーはなんとなく癖になる。紅茶はどこへ行ってもリプトンのティーバッグだった。


 ホテル前の海岸には小さなイソギンチャクや貝がたくさんいた。

イビスホテル前の海岸
エルジャディーダ旧市街入口  午後は、世界遺産エルジャディーダの旧市街の観光になる。

 15世紀後半のワッタース朝時代、ポルトガル人が、内紛の混乱に乗じて侵入し、エッサウィラとエルジャディーダを建設したが、1755年のリスボン大地震後、引き揚げてしまい、残った街だ。

 もちろん、今でもここに住む人がいて、普通に生活をしている。

エルジャディーダ旧市街入口
旧市街 旧市街
旧市街
旧市街の屋根  ところどころ崩れた建物もあるが、この街を気に入って住み着いたヨーロッパ人もいるという。古い建物が売りに出されていて、誰でも買うことができるらしい。

 屋根の上には洗濯物と並んで、たくさんのアンテナが見える。

 まな板のような板の上に成形したパンを乗せ、パン屋に焼いてもらいに持ってくる女性や子供たちが通りを行き来する。
旧市街の屋根
城塞 海の門  15世紀の城壁の中、教会広場、スカラ、海の門など見て廻る。 

城塞 海の門
旧市街と要塞
旧市街
貯水槽  予定になかったポルトガル時代の貯水槽を見学する。この旅行は、食事も燃料サーチャージも空港使用税もすべて込みのツアーで、面倒がないが、ここは急きょ希望者だけということで、初めて10ディルハム(100円)の入場料を払って入った。全員が入ったようだ。



 柔らかい灯りの中、階段を下りていくと、ひんやりと湿った空気を感じる。
 もともとは倉庫として使われていたのを、貯水槽として改造したもので、雨水が天窓から流れ込むようになっている。
 ゴシック建築の円柱が並び、床の水に小さな灯りが映り、豪華な建築とはまた違った幻想的な美しさを感じる。
貯水槽
貯水槽


カサブランカ市内  高いヤシの木の街路樹が並ぶ街、エルジャディーダを後にし、カサブランカに向かう。

 経済の街カサブランカに入ると、イスラム圏であることを感じさせない近代的なビルが並び、道行く人の流れも、それまでのゆったりとした人々の暮らしとは違った速度を感じる。

 明日はとうとう最終日だ。
カサブランカ市内





モロッコ旅行日程表

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