3日目

2007年4月2日(月)

3800m地点

 リマ(市内観光:旧日本大使公邸跡→現日本大使公邸)→
クスコ(市内観光:インカ9代皇帝パチャクティの像→サントドミンゴ教会→アルマス広場→カテドラル(大聖堂)→
プレコロンビーノ博物館)→昼食(レストランTUNUPA)→
オリャンタイタンボ(遺跡)→夕食(レストランPakaritampa)→マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)


 6:45、ホテルを出発。
 人質事件のあった旧日本大使公邸と現在の大使公邸を見学し、リマ空港に向かう。旧大使公邸のドアには銃弾の跡が今も残る。
 ペルーには貧しい大多数の人と、たった1%の富裕層がいるという。この静かな一帯はそんな一握りの人々の一部が住むのか、花に飾られた大きな家々が何軒も並ぶ。
 この事件でガイドさんのご主人も5日間人質に取られていたのだそうだ。
Kさん撮影、旧日本大使公邸Kさん撮影、旧大使公邸付近の家
 トンネルを掘り、人質救出作戦決行までは、この辺りの家々は大音量で音楽を流し、トンネルを掘る音を犯人たちに気づかれないように協力したということだ。

 現在の日本大使公邸は車通りの多い道路に面する一角にあり、その付近は車を停めることを禁じられているため写真には収められなかった。が、その大きな建物に、大使夫妻がたった二人で住んでいるということに、貧乏性の私たち、ついつい、お掃除も大変、管理も大変なのにと思う。これ、私たちの税金よねぇ。
飛行機からアンデス山脈が見える  早朝のリマの市街を抜け、リマ空港に到着。スターペルーの飛行機に乗り一足飛びに標高3399mのクスコの空港に着く。この日も素晴らしい天気で、眼下にはフワフワの煙のような雲が幾つも浮かび、その下には真っ白なアンデス山脈や湖までがくっきりと見える。 Kさん撮影。クスコ空港
Hさん撮影、サント・ドミンゴ教会前の風景  クスコ空港では民族音楽で出迎えられる。ここからは元クスコサッカーチーム「シンシアーノ」のプレーヤーだったというもうすぐ50歳になるというペルー人男性ガイドの案内になる。

 インカ9代皇帝パチャクティの像の前を通り、サント・ドミンゴ教会の前でバスを降りる。

Nさん撮影、インカ時代の石壁
 半袖の腕に焼けるような暑さが刺す。
 カミソリ1枚入る隙間のないと評される、美しいインカ時代の石壁に12角の石、14角の石を探す。どこがどうというわけではないのに、フラフラっとする。空気が薄いんだ。クスコに来る前に注意を受けた。
 「ゆっくり歩いて、大声は出さないで、水分をたっぷりとって」
 一緒に写真を撮ろうというモデルさんたちは、インカの皇帝の格好をした人や可愛いヤギを抱いた人たち。料金は1ソル、Kさん撮影、民芸品を売る女性たち?日本円にしたらたった30〜40円だ。
 カテドラル(大聖堂)ではミサの真っ最中で、ケチュア語の美しい歌声が流れていた。
 昼食をとるレストランへ向かう頃に、ポツポツと雨が降り出した。
 アルマス広場にあるレストランで民族音楽を聴きながらの昼食。ここでも私の命の綱は温野菜。そして高山病に効くというコカ茶を飲む。
Kさん撮影、クスコの市街
雨の上がったアルマス広場  外は土砂降りの雨になり、気温が急激に下がる。こんな気温の変化があるため、街行くペルー人たちは不思議なほど厚着をしているのだろうか。
 流れるほどの雨が止んだころ、カテドラルからキリスト像が運び出され、血の色を意味するニュクチュという赤い花を投げかける中、行列は街中を進んでいった。
Kさん撮影、セマナ・サンタの街
Hさん撮影、オリャンタイタンボの遺跡  再びバスに乗り、3800mの高地を抜け薄暗くなったころ、オリャンタイタンボに着く。
 オリャンタイタンボはインカ時代の要塞だった。
 ガイドさんによると、タンボは宿とか村という意味で、オリャンタはインカの皇帝の娘と恋に落ちた優秀な将軍の名だという。
オリャンタイタンボの村
 当時、皇族は同じ階級以外の人との結婚は許されず、将軍はオリャンタイタンボに立てこもり、反乱を起こすが皇帝軍に敗れた。
 マンコ・インカが侵略者スペインに反旗をひるがえし、撃退したものの、更に奥のビルカバンバに引きこもってしまったという歴史はガイドブックにあるものの、前者のロマンチックな話は現地のガイドさんだからこそ聞けることだろう。
 それにしても、この国では、どこに行っても侵略者スペインの爪跡がある。
 水の神殿の前で、子供が二人歌を歌ってくれた。ささやかなチップ。
Hさん撮影、オリャンタイタンボ駅からバックパッカーに乗る

 夕食はよく手入れされた綺麗な庭を持つレストラン。高山病なのか、頭痛、吐き気も加わり、この旅行中最悪の体調で、珍しいアルパカの肉やアンデスの穀物キヌアのスープなどの夕食もついに喉を通らない。

 20:00、ビスタドーム故障のためバックパッカーで、フリースに上着とたくさん着込んでいるにもかかわらず、寒さで震えながらくたくた状態で今夜の宿、マチュピチュ村に向かった。


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